小さな取組みを始めることから、組織の変容が始まる
「こんにちは。組織開発ファシリテーターのまきです」
今日は、とても嬉しいことがあり、珍しく「組織開発ファシリテーター」と名乗ることから始めてみました(^^)
どんな嬉しいことだったのか、短くまとめてみようと思いますので、少しだけお付き合いいただければ幸いです。
組織開発ファシリテーターとして
昨年度(2022年度)は、とてもありがたいことに、たくさんの組織内対話にファシリテーターとして入らせていただきました。明に暗に、対話のテーマは「変革」や「変容」など「変」という漢字がついていたように思います。
その「変革」や「変容」について、肩ひじ張らずに語り合ったり、ずっと気になっていることを打ち明けたり、具体的な次の打ち手を検討したりする対話メンバーの皆さんの輪の中に一緒にいて、問いを投げかけたり、話を整理したりすることが私のタスクでした。
仕事が終わった後に…
組織から依頼を受けて、仕事としてファシリテーションを行っているので、決められた回数であったり、期間であったりが過ぎると、その仕事は終わります。
仕事として関わることができる期間中は、精一杯「いまここ」で働きかけ、「生まれ出でる未来」の芽吹きを大切にし、未来に向けた準備をするわけですが、仕事が終わった後の状況はなかなか分からないので、「どうなったかなぁ」とか「ボランティアでよいから、お邪魔したいなぁ」とか思うことがよくあります。
「自分たちなりにアレンジして、続けています」
前置きが長くなりましたが、「どうなったかなぁ」と気になっていた組織のその後について、「西森さんと一緒に、最後に決めた○○ですが、自分たちなりにアレンジして、今も続けているんですよ」と、今日、ご連絡をいただいたのです(^^)/
ご連絡をいただけたことも嬉しいのですが、「自分たちなりにアレンジして」というのも素晴らしい!と感じ、「続けています」もブラボー!!と感じ、「あ~、組織開発ファシリテーター冥利につきるわ」と思う今です。
「小さなことだけど、確実に変化が続いています」
そして、「小さなことだけど、『それ、私がやりますよ』といった声かけが見られるようになったんです。確実に変化が続いていますよ」ともお聞きして、私の心は光で満ちるような、ふわっと風が通り抜けるような爽やかな気持ちになりました。
まとめ
今回ご連絡をいただいた組織の物理的な問題は、実のところ1ミリも解決に近づいていません。ですが情報が共有化され、心理的な障壁が低くなり、組織のビジョンが生まれ、そこへ向けた階段が設定されたことで、精神的な問題は解消されつつあります(と、思います)。
ビジョン実現に向けた階段も、小さな一歩を積み重ねていくような、毎日を誠実に過ごしていくことで達成に近づくような、現実的な階段です(と、思います)。
「小さな取組みを始めることから、組織の変容は始まるんだなぁ」
しみじみと、嬉しい時間になりました。
短くまとめるつもりが、案外長くなりました。
お付き合いいただき、ありがとうございました(^^)/
YouTubeチャンネル、始めました
組織開発や「仕事」に関心を寄せる仲間と一緒に、YouTubeチャンネル「働くってなんだろう?」をはじめました。
「働く」とか「仕事」について、いろいろな人の話を聴くことで、働くに関するモヤモヤが小さくなったらいいなぁ、と思っています。
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