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なぜCostcoは日本で生き残ることができているのか? #大阪マーケティングトレース にて

こんにちは!マーケ美人のみなみです!

今日、5月24日(日)は #大阪マーケティングトレース に参加してきました!
関東在住&学生でありながらも素敵な場所に参加できてとっても嬉しいです☺️

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そこで私は「costco(コストコ)」についてトレースしてみました!
実際のトレースしたシートも公開しながらレポしていきます〜!📣

【導入】マーケティングトレースとは?

簡単に言うと...マーケターの筋トレ💪

企業のマーケティング戦略をフレームワークに落とし込んで分析し、言語化や図解をしながら思考力を鍛えるトレーニング手法です。
自分がテーマ企業のCMOになった想定で、戦略仮説づくりまで行います。
(引用:マーケティングトレース-マーケターの筋トレ-とは何か?

『マーケティング思考力トレーニング』の著者である黒澤友貴さんが提唱するマーケティング力を鍛えるためのトレーニングです!

私がとやかくいうよりも、ぜひ本とnoteをご覧ください📕


【導入】なぜマーケティングトレースをやるのか。

デザイナー、マーケ都経営を繋ぐ思考を鍛えるトレーニングをつくる。
実務でマーケティングを学ぶとしたら、SEO、Webマーケなど...。

しかし、経営上でもマーケティングは大変重要になってきます。
そのため、実務で学びたい...!が...いきなり経営を考えると行っても経営陣になれるのか?なれないですよね!

実務が出来ないなら、経営戦略を大量に模倣(トレース)して頭の中に引き出しをふやす。
つまり、マーケティングと経営をつなぐ思考を鍛えないとなりません。
それがマーケティングトレースなのです。

トレースの手順❶ テーマ企業を決める(発見)

早速マーケティングトレースを行う上でトレースする企業を選んでいきます。

▼決める上での選定について
社会性…顧客に喜んでもらえることをしている
成長性...売り上げが右肩上がり
好き...単純に自分が好き

事前に公式HPやIR、メディア情報から概要を調べておきます。
この3つを選択軸にしながらテーマ企業を選定していきます。

トレースの手順❷ フレームワークで分析する(分析)

いわゆるマーケのフレームワークを順序を意識しながらロジカルに考えていきます。

▼マーケティングフレームワーク
PEST分析→その会社を取り巻く環境分析
5Force→業界構造を読み解く
STP→誰に対してどのポジションをとるのか
3C→戦略分析
4P→会社の価値提供

トレースの手順❸ 自分がCMOだったら...

最後に今までの分析を踏まえて自分がCMO(Chief Marketing Officer/チーフマーケティングオフィサー)だったらどういう戦略をとるか仮説を立てていきます。

▼詳しくは...
・自分だったらどんなポジショニングを考えるか
・数年後にその企業のマーケティング戦略をどう変わっていくか。(すでに成長している企業の数年後の戦略をどうずらすか)

トレース実践! なぜCostcoは順調に日本で生き残ることができているのか?

▼私のコストコトレースシート

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▶︎PEST分析(外部環境分析)
正直私が一番時間がかかったところです。
個人的には世帯収入の増加や日常を楽しく過ごしたいと2000年代増えたのではないかと考えました。

▶︎5Force分析(競合の定義)
外資系小売企業という概念とそこに拘らないための概念の競合定義を持つ必要があったと感じました。
価値競合に関して、一般的なスーパーとは違う「ワクワク感」を価値として置いている競合を上げたのが特徴です。

▶︎ターゲッティング/重点顧客
1人でいくスーパーとは違い、家族総出で車を使っていくというスーパーとテーマパークの間に行くような人を想像しながら簡易的にターゲット&ペルソナを立てました。

▶︎ポジショニング
横軸:日常⇄非日常(テーマパーク系)
縦軸:贅沢⇄お手頃
他店舗より安い!高級!というような戦術をとる一般的なスーパーとは、明らかに違うポジションなのがわかります。

▶︎4P分析(マーケティングミックス)
コストコは4Pのうち、ProductとPriceに比重があると思いました。
単価は高い(最低1000円以上)けど、コスパはいい。
そしてPB(プライベートブランド)商品が充実しています。

▶︎トレース企業の成功要因を整理
一般的なスーパーの概念を覆すテーマパーク化
何時間でもいれるという凄さがあります。
また広い敷地を利用し、客単価の増加も要因であると考えました。

【考察】トレースをみんなで共有してみて

皆さんのトレースをみて、黒澤さん正田さんshiroさんラッチさんのフィードバックがありました。
そこで感じた私の視点に関して考察します。

▶︎非日常感が味わえるという観点は◎
コストコをトレースした多くの方が一般的なスーパーとは明らかに違う、と言っていました。実際に私が感じたこと...↓

ここに入り込めるコストコは明らかに他のスーパーとの差別化に成功していると思いました。

▶︎なぜコスト削減出来ているのかなのかを考えられなかった
バイヤーの質?商品の質?のような商品の仕入れに関する観点が少なかった。プロダクトの仕入れに関する観点が皆無だった

同時にSKUの少なさが特徴であるコストコ。(参照記事:https://funtre.co.jp/marketing-costco
倉庫という広い立地であるにもかかわらず、あえて商品数を絞っている戦術の意図を含められなかったですね。

▶︎コストコの収益の内訳から考えた今後の戦略を考えられなかった
コストコの収益の4分の3は会員費だそうです。
そのため、経営を維持していくためには、優良顧客&新規顧客を増やすことが大切になります。
そのためコストコ特有の囲い込んだ顧客を使ったUGCの活用をしていくのはありだと感じました。
共通の言語を持っている1つのコミュニティの仲間を増やす視点も追加したいですね。

最後に

初めての#大阪マーケティングトレースでしたが、運営メンバーの皆様からのFBや参加メンバーのチャット反応からも、和やかな雰囲気でした。

ちょうど6月からトレースをたくさんしようとしていた私にとっては、いいスタートラインをきれました!!

次回は6月26日(日)13:00〜という発表も☺️(大阪府内、オフラインとオンライン混合の予定)

それまでにトレースたくさんやってnoteにまとめておこう〜!

運営の黒澤さん正田さんshiroさんラッチさん、一緒に参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
またお会いしましょう〜!✨

みなみ


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