【こ】▷珈琲タイムを楽しむ「いろはにほへと」とヘンテコ凛な私
人生後半の日々を心地よく過ごすためのちょっとしたコツを「いろは」の47文字の中に拾ってみました。
【珈琲タイムを楽しむ】
高校生の頃、友人と二人よく通った喫茶店がある。
今ならカフェだが、あの当時は喫茶店。
今思うと、親のスネカジリの分際なのに、生意気な高校生だった。
そこには、誰が書いてもいいノートが置いてあって、いろんな人たちが書き込みをしていた。
社会人の方もいたし、大学生も、もちろん生意気な高校生だってOK♡だった。
そのノートは書きっぱなしではなく、誰かがちょっとしたコメントを返してくれる場合があって、それがすごく嬉しかった。
みんなペンネームで、トマトさんとか、ガテマラさんとか。
ここまで書いてて、ふと思った。
これって、いまnoteでイイね♡とか頂いてる時の気持ちと一緒ってことかな?そうだよね。
大人も子供も気楽に集える場所は作りたいと思っている。
だから町カフェ講座にも参加してメンバーと定期的に、いろんな場所で移動式のカフェをやったりしている。
誰かと話したくなったら、その場所に行けば、必ず話し相手がいる。オマケに美味しい珈琲も頂ける。そんなお店が近くにあったらうれしいなぁ。
「無いなら自分で作ればいい!」
周りの方々にとっては耳にタコの話。また言ってるよって声が聞こえそう。
今日は、友人と二人で大切な人に会いに行った。一年前に亡くなった、もう一人の大切な友達に。
一月に一度通った懐かしい道のりを久しぶりに走る。
私たち二人は彼女にお習字を習っていた。
到着すると、彼女が入れてくれた珈琲とお菓子を頂きながらまずはおしゃべり。
三人で話していると時間があっという間で「そろそろ練習するよ」の一言で彼女は先生モードに。
本当に懐かしい、楽しい時間だった。
今日は彼女のご主人が待っていてくれた。届けに行ったお花を飾らせてもらって優しい笑顔の写真に手を合わせ「もうちょっと待っててね」って伝えてきた。
大きな窓がある縁側の向こうには自然が広がり、お部屋の至るところにご主人手作りの素敵なオブジェがいろいろ飾られていた。
その場所で、今日はご主人の珈琲を頂く。
彼は、店舗のデザインが本業だけど、最近では何が本業かわからない程活躍されている。素敵な文字をかく方で、あちこちのお店で文字を見かける。看板だったり、メニュー表だったり。
最近ではお寺の襖絵を描いたという記事が地元紙に載っていた。
来年の秋を目指して、この場所で珈琲も楽しめるミュージアムを作るんだと言ってらした。
また楽しみが、ひとつふえた。
彼女の笑顔を思い出しながら、またこの道を通える。
美味しい珈琲も頂ける。
負けてらんないなぁ。
私も頑張ってみよう。
素敵な【珈琲タイムを楽しむ♡】の居場所作りを。
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