心療内科、一旦卒業。その他今日の出来事。
こんばんは。
今日はタイトルにもある通り、心療内科受診を終了したことをここに書き留めにきました。
あとは細かなできごとを少し。
8月の下旬頃から、ふと、「最近ずいぶん(気持ちが)楽だな?」と思いました。
過呼吸はもうずっと無いし、気圧や疲れによる体調の大きな浮き沈みもない。
ちょっと仕事で頑張って居残りした夜も、ぐったりすることがなくなりました。
ひどい時はあれだけ自分の身体が気になってたのに、よくなると気が付かなくて忘れちゃうなんて皮肉だなあと思いつつ。
そろそろ、受診をやめてみるか?と考えました。
そして今日、診察室にて。
「ずいぶん良くなりました。疲れや不安で体調に波が出ることもなくなったし、ここ2ヶ月くらいでライブや泊まりにも行けました。ひどい時は電車に乗るのもしんどかったのに…今ではすっかり大丈夫です。なので…一旦受診をやめようと思うんですが」
先生は私の目を見てうんうんと頷き、
「それは良かったです。そうですね、じゃあ一旦やめてみましょうか」
快諾してくれた。
「まだ、たまに不安になったりすることはあるにはあるんですが…でも、誰かに相談するようにしたり、先生からいただいたアドバイスの通り、運動したり他のことをやって『気にしない』ことができるようになってきました。また辛くなったら診察していただくかもしれませんが…本当に良くなりました。お世話になりました」
先生にお礼を言った時、ああ、良かった。と改めて感じた。
初めての心療内科、初めての先生だったが、話しやすい人で良かった。
診察が終わり、病院を出て、一番に姉に連絡した。姉は何回も相談に乗ってくれたり、夜しんどい時にいつも電話をして心を落ち着かせてくれた。
「今日で一旦心療内科終了させてもらった」
『オッええやん』
「お姉ちゃんありがとう」
『ええんやで。とりあえず一回乗り越えたから強くなってるよ』
姉にそう言ってもらえたら、ほんとに強くなれた気がした。最後の最後まで力をくれた。
姉とはしょっちゅう喧嘩するけど、こういう時、本当に頼りになる。
私のほかに、心療内科に通っている方。
たくさんいらっしゃると思います。
私より、重たい気分を背負っている方だってたくさんいらっしゃると思います。
毎日平和に穏やかに過ごすのって、結構難しいですよね。元気なんてとんでもない。
生きているとふと不安になったり、悲しくなったりするようなことが多すぎます。
疲れますよね。
けど、生きたい。
私は生きたいと思った。
絶対また、幸せって思える瞬間に出会いたくて、泣きながら生きました。
しんどくてしんどくてボロボロだった今年の春、周りの人がたくさん助けてくれました。
自分のことで精一杯だった私に寄り添ってくれた人達には感謝してもしきれません。
諦めなくて良かったと思いました。
つらい気持ちを抱えている方は、決して1人じゃありません。
直接話す人からでも、本からでも、映画のセリフや、漫画の一コマにだって、ふと救われる瞬間があります。
生きるのを諦めないでください。
世の中はしんどいこともいっぱいあるけど、あなたの心に優しく寄り添う出来事もたくさんありますから。
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帰宅後、
掃除と洗濯をして、
何をするでもなくゴロゴロしていた。
ふと、最近買ったCDをiTunesにインストールしなくてはいけないことを思い出し、PCを立ち上げる。
無事インストールできたのは良いんだけど、肝心の同期先のiPhoneが容量がいっぱい…
しかたなくカメラロールを整理することに。
けど、ついつい過去の思い出を懐古してしまう。
そしたら、ふと一枚の画像に目が止まった。
2015年12月8日の写真。
小さめのメモ用紙に書かれた手紙を撮った写真。
おばあちゃんからの手紙だった。
その当時私は大学生2年生で、あるサークルに所属していた。
どうやっても同級生と馬が合わず、精神的に参っていた時期。今思うと私は同級生のストレスの捌け口で、サンドバッグみたいな存在だった思う。
悩みや愚痴を聞いて優しくなったかと思えば、次の日には生理だのなんだのでイライラして口も聞いてもらえない。
結局サークルは辞めたのだが、今だったら即怒って縁を切ってる。でもその頃の私は嫌われたくなくて、どうにかサークルの雰囲気を壊したくなくて何も言えなかった。
でも、とうとう限界が来ておばあちゃんに泣きながら相談したのだ。
すぐに一人暮らし先の私のもとに来て、寄り添ってくれた。
「おばあちゃん、私サークルやめるね。」
今思うと、サークルごときで…という感じだけど、私は無知で弱くて、その決心をするのに本当にたくさんの時間と精神を使った。
何より同級生以外のサークルの人たちは本当に好きだったから、抜けるのが辛かった。
「ななちゃんが笑って過ごせるのが1番だよ」
私の背中を押してくれたおばあちゃん。
今では認知症になって、ついさっきの出来事をすぐ忘れてしまう。急に不機嫌になって、家族を困らせることも多くなった。感情の浮き沈みが増えた。
でも、この手紙を読んで。
これまでのおばあちゃん…というより、ほんとのおばあちゃんを思い出した。
いつでも私の味方でいてくれるおばあちゃん。
認知症になってから、すっかり変わったおばあちゃんにイライラしたり、勝手に落胆していた自分自身を情けなく思った。
おばあちゃんは今も昔もずっと、私のことを心配して、愛してくれてるのに。
手紙を読みながらちょっと泣いた。
今日の出来事は、忘れたくなかったからnoteに書いた。
感謝と愛情を忘れずに生きよう。
自分を信じて強くなろう。
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