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#8.Night on Earth (1991)【偏愛的映画のすゝめ】

スーパーで買ったしいたけを腐らせてしまった今日この頃(雑)笑。

第8回はジム・ジャームッシュ監督の代表作、『ナイト・オン・ザ・プラネット』です。
1991年、アメリカ、129分。

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ。5つの異なる都市で、同時刻に走るタクシーで巻き起こるドライバーと乗客の物語。

この映画を端的に表現すると、、、

真夜中に観るべき日常系映画


僕が観た初めてのオムニバス映画がこの作品。初めてのジム・ジャームッシュ監督もこの作品。まず、設定がとにかくお洒落。夜の同時刻に5ヶ国で展開されるタクシーでの会話がメインとなっています。それぞれのストーリーは独立しており交錯することはありませんが、5通りのくだらないようで味わいのある会話は、何故か心にすんなり落ちてきます。そのため、真夜中に1人で観るのに最適な癒し作品です

また、映画音楽好きとしては音楽にも注目したいところ。各ストーリーの合間に展開されるお決まりのシーンでの音楽が特に秀逸です。不穏なようで温かみのある旋律が夜にピッタリです

因みに僕が1番好きなストーリーは、パリです。ベティ・ブルーでお馴染みのベアトリス・ダルの演技力と凄みや、皮肉混じりのオチが最高です。

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