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#6.P.K. (2014)【偏愛的映画のすゝめ】

始めて行った珈琲チェーン店が思いの外に好みで、スタンプカードまで作って満足感高めな今日この頃。

第6回は、僕の中で『きっと、うまくいく』を上回って好きなPKです。
2014年、インド、153分。

留学先で失恋を経験し、母国インドでテレビレポーターをするジャグーは、ある日地下鉄で奇妙な男を見かける。ネタになると踏んだジャグーは、「PK」と呼ばれるその男を取材することに。驚くほど世間の常識が通用しないPKの純粋な問いかけは、やがて大きな論争を巻き起こし始め…。『きっと、うまくいく』の監督&主演タッグが贈る、笑いと涙が詰まった珠玉のドラマ作品。

この作品を端的に表現すると、、、

笑って泣けるインド映画の傑作


宇宙人であるというぶっ飛んだ設定でありながら、終盤にかけて純粋な感動が胸に広がります。インド映画といえばのミュージカルシーンは、最高にテンションが上がる歌や可愛らしいほのぼのとした歌で溢れています。しかしながらこの作品の傑出した点は、宗教問題や差別について本質に迫りつつ、恋愛要素も絡めてコミカルに描かれていることです。

興行的にも『きっと、うまくいく』を上回っており、観て損をすることはない名作に仕上がっています!ただ、主人公が目を見開き続けるシーンが多く、アーミル・カーンのドライアイが心配、、、笑

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