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もう一人の遊戯君

ものを考えたり、悩んだりするときに頭の中でどんな風に話しているの?と会話の流れで聞いてみたことがある。孤独のグルメで、一人でご飯の実況をしているあのイメージだ。

驚いたことに、その人は考えたことないやと言っていた。行動した後にそういえばこっちですれば良かったな程度には思うらしいが、基本は自分と会話することがないらしい。

オードリーの若林さんは、もう一人の自分と会話しながら散歩をしたりするらしく、退屈や寂しさを感じにくいようで、僕はもう一人にインタビュー形式で話されることが多い。そんな上手いインタビュアーじゃないから、途中で割って入ることもしばしば。

そういえば、自己肯定感をそんなに持てなかった時に、友達が鏡に映った自分を褒めているという話を聞いて少しやってみたことがある。
これが話始めた原体験か?だとしたら、マイク持って質問投げかけないで会話しようぜ。一つ質問するごとに、こっちの目をじっと見ないでくれ。気の利いた回答を待ち望むな。

おかげで散歩も時間を忘れて歩けるけど、期待した目で情景の説明を求めてくるのはやめてくれ。


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