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若くて死にそうになる夜


 この気持をTwitterで吐き出すことは如何なものか。そう思って筆を執った次第です。

 いや、Twitterにぼそぼそと書いてはいるけど、もっと長く書きたいなと。そんな感じ。

 どこから書けば良いのか分からないが、夜って色々考えて、ぼろぼろ泣いちゃうことが多い。
 昨日も家族は元気だろうか、とかそんなことで泣いた。私は、何だかよく分からないことで泣く。ちなみに、今も書きながら泣いている。幼い頃は、泣かない子だったんだけどな。

 シナリオ・センターという脚本の学校に入学した。数ヶ月前は、正直、通って何になるんだと思っていた。そんな私を殴りたい。
 四年ほど独学で脚本を書いている。四年だ。もう四年。あの頃は夢中で楽しんで、初心者なりに書いてはコンクールに応募していた。少なくとも、今よりは楽しかったんだと思う。そう思うと同時に、しっかり学ばずに応募するなんて馬鹿だなぁとも感じる。感じてしまう。

 一緒に仕事をしたい俳優さんが沢山居る。上白石萌音さん、平手友梨奈さん、黒木華さん、深津絵里さん、成田凌さんなど。そして、叶うならば、今の年齢の彼女たちと仕事をしたい。上手く言葉にならないが、いつ脚本家になれるか分からないから。10年後かもしれない。30年後かもしれない。そうなると、仕事することが実現できるかすら危うい。
 そんなことを考えてたら、涙が止まらなかった。来年で20歳になってしまうのに、何をしているのかと。別に歳を重ねることが怖いとか、そういうわけではない。己の未熟さが怖い。

 一応、自分なりに頑張っている。「まだまだ若いんだから」とか「若いのに凄い」とか言われるかもしれない。思われているかもしれない。それが怖い。若さは正義ではない。武器でもないと思う。「若いから大丈夫」とか思わない。若いからこそ、危うい状態にいる気がする。

 早く結果を残したい。仕事ができるようになりたい。そのためには書き続けなければいけなくて、生きなければならない。

 脚本を仕事にできる日が来るだろうか。仕事として、文を書ける日が来るだろうか。
 平手友梨奈ちゃんを主演に朝ドラとか書いてみたい。そして、それを祖母に見てもらうんだ。それが夢。今の夢。

 今からシナセンに通うことが遅いと思ってしまったけど、多分、大丈夫。スタートラインにすら立ててないと思っていたけど、私は確かに立っている。改めて、書くことを始めた気がする。

 と、前向きに考えようとしたけど、多分、これから先も、こうやって色々悩んでなく夜が増えることを解っている。それが私なので。

 今年のヤングシナリオ大賞、応募しようと思っていたけど、今の私には力が無いので諦めた。しっかりシナセンで一から学んで、今より少し書けるようになったら、応募します。

 もう少し早く始めたかったけど、今始めるべきだったのかもしれない。

 70歳くらいまで生きて、死ぬ直前まで書き続けたい。今はその土台を作っていると信じて、その日まで、頑張って生き続けます。

 映画館で、私の書いた映画を家族に観てほしい。ドラマもテレビで一緒に観れますように。

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