9月も最後【1ヶ月日記】

よく働いた。家を出たら空には雲ひとつなく、ものすごい晴天で少しがっかりした。こんな日にバイトだなんて、と思いながら制服に腕を通す
帽子をかぶって、大好きな人たちからもらったボールペンをポケットに入れる
名札をつけて事務所のドアを開けて、いつもの朝を迎えた。ドアを開けた瞬間、自分からマクドの店員になるのを感じる。もうこの感覚も3年目だ

バイトはかなり忙しくて、気がつけば昼ピークの3時間は一瞬で終わっていた。

バイト終わりに、フィルムを現像した友人がノートを更新していたので読んだ。たくさんの素敵な写真と共に文章が綴られていて、わたしも今現像に出していないフィルムを早く現像したくなった
ぼーっと事務所で上司と話していたけど、じゃあ帰りますって言って足早に帰る。

そのまま現像をしてもらいに近くのキタムラへいく。
キタムラにいた店長さんに「現像お願いしたいんですけど、ちぎれちゃって…あとあけちゃったんで感光してるかもしれなくて…」って言ったら「ああ、そうなんですね」って言われたけど「おそらく大丈夫ですよ」って言ってくれて少しホッとする
こどもを預ける気持ちで「じゃあ、おねがいします」といって、本を読みながら1時間待った

帰ってきたフィルムたちは何の心配もなく現像されて、ちぎれてしまったことも嘘のように綺麗な写真ばかりが帰ってきた。うれしい。
いつものように電車の中で写真の確認をする

一枚一枚大切に見ていく作業は、やっぱり何度経験しても飽きない。たのしいなあ。
今回は、撮りたいように上手く撮れていてうれしかった。ピントがうまくいっていたのがうれしかったな
被写界深度わりと浅いっぽくて、集合写真（？）とかも綺麗に撮れててよかった

一枚とても好きな写真が撮れた。計画性のない多重露光だったけど、大好きな友人が写っている
友人の顔は重なった写真の木漏れ日に隠されているけど、それが友人らしくて好きだった
（おそらく）三枚の写真が重なっていて、とても綺麗。フィルムカメラはやっぱり奥が深い
次はもっと自分で考えて多重露光できるようになりたい
その友人に送ったらたくさん褒めてくれたので嬉しかった。好きすぎるのでスマホの壁紙にもした

今日は日記最終日だ
とくにこれといった出来事はなかったけど、9月が終わる寂しさだけが残る。
明日は歯を抜くので少し緊張している

明日にも続きそうだけど、日記は今日で終わり。またいつかやる時に。次は大学生が始まる頃か、3月ごろの卒業間近かな〜。たぶん、3月ごろだな。
卒業までの心境は残していたい気がするし。

230930