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1271 日銀の利上げについて「貯金の利子も上がるし・・・」とコメントする救いようのない首相に絶望しか感じない

日銀の利上げの後
日本株の暴落が止まりません
市場を見てる人なら
ある程度こうなることは
予想できたはずですが
岸田首相はどうでしょう?

その首相のコメントを聞いて
この人には市場観もないし
全く、国民の生活に
寄り添う気などないと
呆れ果てる思いです

表向きは、日本銀行は
政府から独立しているという
建てつけになってますが
安倍首相と黒田前総裁の
関係を見てもわかるように
日銀の方針は政府の意向に
沿ったものなのは当然です

だから、今回の利上げは
政府や岸田首相の意向が
反映しているのです

なぜなら、日銀の
利率などを話し合う
日銀会合のメンバーが
今年、2人が交替したのですが
岸田首相の意向で
金融緩和に否定的な
2人が新たにメンバーに
なったことを見ても
明らかだと思います

そして、その2人は
証券会社と銀行の人間です
当然、財務省の影響を
強く受けているでしょう

少し前にも書きましたが
利上げをするということは
儲けや経費は同じなのに
企業が借りているお金の
返済分が増えるのです

では、その利子のための
増加分をどこから出すか・・、
と言えば
人件費の節約のため
給料アップを見送ったり
新規雇用をやめたりして
捻出するしかありません

そうなれば、消費も伸びず
企業の業績も上がらず
株価も下がって
日本の経済が落ち込みます

こんなこともわからず
あまりにもノーテンキに
「国民の預金の利子も上がり
 プラスの効果もある・・・」という
この岸田首相のコメントには

「アホか」という呆れと
「どこまで中小企業や国民を
 苦しめるのか?」という
もはや「憎悪」のような
感情が湧いてくる
経営者や国民は多いでしょう

まさに、少しだけ減税して
その何倍もの増税や
保険料値上げをするのと
同じような発想ですね

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