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1136 麻雀や花札をしなくなった子供や若者たち

子供たちは「遊び」の中で
いろいろなことを学び
工夫や観察を繰り返して
成長していくと言います

スポーツはその典型で
野球やサッカーで
小さい子供の頃から
遊んでいる子供たちは
経験の中で体の使い方を
身につけていくのです

昔の子供たちが
チャンバラごっこをすることも
意味があったのです

体が、遊びによって
成長していくのと同じで
頭の成長にも、子供のころや
若いときの遊びの経験が
大きく影響すると思います

今の子供や若者は
PCやスマホ、専用端末で
ゲームをすることが
主流になっていますが
自分たちの幼少期や大学時代は
麻雀や花札をしていました

今の若者は、麻雀をしないのは
「4人が同じ時間をつくり
 同じ場所に集まることが
 煩わしいからだ」と
誰かが言ってました
ゲームなら、自分一人で
自分の好きな時にできます

これが時代の流れなのでしょうね

でも、あくまで個人の感想ですが
子供や若者に麻雀や花札で
もっと遊んでほしいと思っています

麻雀を例にとれば
単純な1:1の対戦ではなく
3人を相手に戦うので
一人ばかり見ていたら
他の誰かに足元掬われるし

敵の表情や動作を観察したり
ハッタリや泣きを入れることで
敵を欺いたり欺かれたり
様々な駆け引きをするのも
人間と人間がリアルで
対戦するからの面白さです

時には、勝ちを取りに行かず
傷を浅くして終わることを
選択するときもあるし
場の流れや勢いが
ある時点を境に変わることも
何度もやっていることで
わかるようになるのです

遊びを通じたこういう経験は
社会に出てから様々な場面で
きっと役に立つと思います

小さい頃から勉強ばかりで
一流大学に入り卒業後は
外務省に入る若者は
麻雀なんかやってない人が
多いのだと思います

海千山千の外国との交渉なんて
キツネとタヌキの化かし合いで
何でも有りの戦場です

PCやスマホからは
表情の変化や微妙な空気感は
感じることができません

若者達には、ゲームもいいけど
たまには麻雀や花札で
遊んでほしいなと思います

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