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0767 アフリカで頻発する 中国人襲撃や反中抗議デモの背景

アフリカ中部の
中央アフリカの鉱山で
中国人が襲撃され
9人が死亡したようです

実は、アフリカにおいて
反中抗議デモや
中国人を襲撃する事件は
近年、頻発しています

エチオピアでは
中国の石油会社が襲撃され
ナイジェリアでも
かつて同様な事件があり
南アフリカ共和国でも
中国企業の参入によって
大きな打撃を受けた
地元業者らが大規模な
抗議デモを行いました

日本のニュースでは
「経済開発を進めたい
 アフリカ諸国の多くは
 中国を歓迎している」と
報道されることが多いですが
ではなぜ、こういう事件が
後を絶たないのでしょうか?

中国の途上国へのアプローチは
政府で決定権を持つ人や
その決定に影響を及ぼす人に
マネトラやハニトラも使い
利益を供与することで
その国で事業を行えるよう
工作をするのです

そして、経済進出が決まれば
中国企業や中国人の労働者が
潤うだけで、現地の人に
何の恩恵もありません

現地の環境に溶け込むとか
現地の人を大事にするなど
日本人のやり方と違うのです

だから、政府の人間は
「中国様様、中国歓迎」と
なるのでしょうが
一般の人間にしてみれば
自分たちの仕事を奪う
「憎き奴ら」と思うのは
当然のことですね

6年前にベトナムに
行った時に現地ガイドさんから
同じ様な話を聞きました

現地の人への酷い待遇や
現地の業者への妨害などで
怒ったベトナム人らが
中国企業や韓国企業へ
暴動を起こす事件があり
大変な騒ぎになったそうです

でも、その時、
日本の企業では
暴動などは一切なく
普通に工場は稼働してた、
と教えてくれました

中央アフリカの
ニュースを見た時に
ベトナムで聞いた話を
思い出しました

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