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『子育ての常識から自由になるレッスン』

図書館で棚に表紙が見えるように置いてあって、ふと手に取って借りてしまいました(*^^*)

臨床心理のカウンセラーの方が書いた本↓

通して読んで、ふうむ、と思い、読みかえしたくなったのは次のフレーズです。

子育てにはさまざまな忠告がつきものです。でも、なにを受けとるか、受けとらないかは、あなた次第です。一般論としてどんなに正しくても、あなたが不安になるならば、それはよい忠告ではありません。迷ったときには、答えの手がかりは自分の側にあるということを、ぜひ覚えておいてほしいと思います。

『子育ての常識から自由になるレッスン』高石恭子

ほんとだなぁ…って思います。

これまで数年間に出会ったさまざまな「先生」や「職員」さんや「看護師」さんなんかによるアドバイスや質問への返答を思い返してみると…

不安にさせられる人って、心を不安定にさせるから、わたしがどうなるかというと、結果として子どもにも不安定な姿勢をみせてしまうようになり、悪影響になっていたはず。

「大丈夫ですよ」って安心させてくれる人って、キューッとなっている心がほどける感じがします。

ーだって、子育てって、心配は心配。ずっと心配しているんだから。
それ以上の心配を投げかけてくる「先生」とかって、必要な存在でしょうか。それで新しいうまくいく方法がみえてくるならいいけど、そうじゃなくて不安で過ごすことになるだけなら…
いらない。(#^^#)

わたしのなかに、まじめで四角四面なところがあるから、余計落ち込みやすいのだと思うのですが。

そして、よき先生って、年齢や経験年数に比例するわけではないのですよね。

これまで出会った人のなかにも…

ある教育法で第一人者のように存在する「先生」のなかにも、どうなのそれ?という人はいました。(#^^#)

逆に、お若くても”小学生のお母さんです”とおっしゃる現役の先生は、「そんなのだいじょうぶ、だいじょうぶ」と、いつも心底、元気づけて応援してくれました。心から感謝しています。(><) 

この著者も書いているように、母親である自分ががんばったからといって、いい現実だけが出てくるわけではなく(逆に子どもの成長を遮ってしまうこともある)、いろいろな迷いや混沌を抱えるのが育児だと思います。

”なにか深い問題があるのか” ”わたしのこれまでの接し方がよくなかったのか” ”どうしたらよいのか…” わからないことだらけ、

答えがないことだらけの世界を、現実生活に体力使い切りながらやっているときに、不安になるだけのことを言われたら…自分が病み、家族も病むと思います。

実際、わたしは、そう感じて、親子で通うのをやめた先がありました。この数年間の育児のなかでも。(*^-^*)

そこをやめたら、どんどん元気になった私達。その後出会った新しい人たちも、いい人が多かった…!

そして、なにかを選ぶとき、「古くないか」ということが本当に大事だと思うようになりました。

”新しいいいものをどんどん取り入れよう” としてるところって、風通しが良くて、カラッとみんな感じ良いです。

大切ななにかにこだわるあまり時代の風にあたらないところは、過去に実績があるところだとしても、あまりよくないです。。

内輪メンバーで構成されていたり、内向きなところが強く、外のスタンダードを知らない、情報が入らない…。なかに外の世界を知っている人がいる場合は、不満や疑問を抱え込んでいたり…。

まぁ、これも好みと相性の世界、といえばそれまでですけれど。(*^-^*)

失敗は成功のモト、もし、「なんであれ選んじゃったかなー」と思うことがあっても、自分を知る旅、ファミリーメンバーを知る旅のひとつの有効な経験ととらえればいいのですもの。

子育てもなんでも、いま渦中にあると、期限付きであることを忘れがちですが、この本でいう”終わり” ”区切り”を 見据えておくっていうのも、キラクになるひとつだな、と感じました。

そんなところで、みなさま、お読みくださりありがとうございます。
よい週末をヽ(^。^)ノ




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