イラスト上達って何をどうすればいいのだろう？

やっぱり絵が上手になりたい。

久しく絵を描かないでいたら、またそう思うようになってきた。

でも正直、今は自分の独自の絵が書けない超初心者レベル。
先月、デジタルイラストを書いたことがない状態から、試しに12時間ほどiPadでお絵描きをやってみた。

そこで思う。

今後どうやってイラストを描くスキルを伸ばしていくのがいいのだろうか？

ぶっちゃけ、前回の12時間のお絵描きは「ほぼ塗り絵」なのだ。
下絵は提供されている素材や写真をトレースしたもので、自分で下絵をゼロから作っていない。というか、まだ作れないレベル。

借り物の下絵に色をつけただけ。もちろんこれはこれで意味のあることだとは思っている。デジタルツールやらレイヤーやら色々基本的なものに慣れるのには非常に役に立ったから。

だからこそ、そこから一歩踏み出して、次のステップに行くにはどうしたらいいのか？が今一番の疑問。

仕事じゃないので好き勝手やればいいと思うのだが、生活の全時間をお絵描きに費やせるわけでもない。さらにストレングスファインダーで戦略的思考性が異常に強い自分は、どうしても戦略的にスキルアップしたい。

調べてみると、イラストスキルを分解してくれている良記事を見つける。

What skills are needed to draw?

翻訳サイト：日本語がいい方はこちら↓

【翻訳】絵を描くのに必要なスキルとは？ - Kritaでぐるぐるお絵かきブログ

このサイトでは11個の要素に分けている。なるほどなと思う。
この要素ごとにスキルをあげていくのも1つの手かと思う。

どの要素を磨いたら自分の絵がぐっと良くなるとわかるくらい、すでにある程度の絵が描ける人ならば、その作戦はありだろう。

だが、自分は下絵が全く書けないレベルの超初心者だ。
いきなり解剖学とか人間の体の構造を描く練習をしたり、パースの勉強してみたりするのもどうかと思う。そもそも11個のうちどれからはじめたらいいのかの問題からスタートしないといけない。

今まで仕事のスキルは、最短でゴールに辿り着く上で必要なものだけを厳選して、最速で吸収していくというやり方をしていた自分にとっては、やはりいきなり沼に飛び込むのはできれば避けたい。

目的もゴールもなくがむしゃらに描くのって非効率な気がして体が動かない。

やっぱり目的が必要だよな、と思う。

目的とマイルストーンくらいでいいので小さな直近のゴール。
目的もゴールも無いのは、海図やコンパスを持たずに航海に出るくらい危険だ。確実に遭難する。

RPGのように武器も地図も持たずにいきなり冒険に出たら、一体何度全滅を繰り返すことになるかわからない。RPGは大好きだけど、リアルの人生で全滅を繰り返すのは避けたい。リアルは全滅したら教会から復活なんてできない。

というわけで、何からスタートするかを時間を区切って小さく模索してみる。

・好きなイラストを見まくる
（ゴールの方向性を探す）
・イラストの描き方系YouTubeを見る
（できる、できない、足りないを理解し、最初の取っ掛かりを探す）

好きなイラストを見まくる

こんな絵が書けたらいいよなぁって思えるステキな絵を描く絵師さんたちのイラストを集めてみる。

Twitterでガーッと集めて、傾向と分析。こういうのがいいなとか、線が細い太い、目の感じがどんなのかとか、構図とかみて箇条書きしてみるかな。
そして何枚かトレースしたり模写したりして、自分が何からスタートしたらいいか見つけてみる。

TODO
□ 好きなイラストを集めて、どこが好きか分析
□ 気に入ったイラストをトレース、模写して、どこができて、どこができないかなどを探す

イラストの描き方系YouTubeを見まくる

YouTubeで色々とイラストの描き方を教えてくれる動画があって本当にありがたい。

描き方講座を見たり、メイキングや添削を見ているだけでも非常に楽しいし、勉強になるし、何よりも絵を描きたい衝動に駆られる。

今までやったのが、基本的なイラストを描く時のステップを全体的にちょいちょいとかじったくらい。特に彩色はツールの使い方がわからず試行錯誤したから、一番時間がかかったこともあり、YouTubeのメイキング動画を見てついていけるレベルで、なんとなくの感覚はつかめてきているが、それ以外は全然わかってない。特に下絵づくりと、背景作成。これはほぼノータッチに近い。

参考にしたチュートリアルサイトでは、基本的なイラスト制作の流れは、下絵→線画→彩色→背景の順とあったが、本当はもっと細かいステップやそれに付随する必要要素があるんだろうなと思い始める。

実際YouTubeでイラストメイキングの動画を見ると、ああそうなのか！とハッと気付かされる事が多い。

描き始める前にイラストの構想を練ったり、大ラフを書いたり、カラーラフを作ったりなど人それぞれ違いがあるけれど、すごい参考になることが多い。一度、どういうステップでイラスト制作をするのかの流れをきちんと把握する必要がありそう。

TODO
□ メイキングを参考にイラスト制作の流れを一度しっかり把握する。

ひとまず、これやってみようと思うTODOリストを3つ作ったので、それを小さくやってみて、そこから自分はどこをどう伸ばしていくかの作戦を立ててみることにする。

よし、また絵を描こう。