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自分語り【とあるHSS型HSPの人生〜小学校友達編〜】

幼稚園卒園後、本社に戻る事となった父と、家族で父の実家に引っ越した事で、私にとって今までとは全く違う生活が始まった。

小学校では、当たり前だが、まわりは知らない子ばかり。みんな保育園から一緒だったのだろう、仲良しグループは既にできていた。

休み時間はみんなこぞって運動場へ遊びに行くが、私だけ一人ぽつんと、教室に残っていた。

別に寂しくないけど、暇だった。
でも、一人で教室に居たら、先生に心配されるかもしれない。

それが嫌だったから、一人で運動場へ向かった。
する事が無かったから、運動場のラインに沿ってぐるぐる歩きまわった。

別に寂しくないし、何ならちょっと楽しんでいた。
この休み時間は何周まわれるかな?とか考えていた。

そんな日々が1ヶ月程続き、やっと、一人めの友達ができた。

体育の授業で、ペアを作って遊んで下さい、という事があった。みんなすぐにペアを作って散り散りになったが、私ともう一人、女の子がぽつんと残っていた。

その子は心臓が弱くて、まだあまり学校に来た事がない子だった。目が合ったので、何しよっか?と声をかけた。そこからだんだん話すようになって、休み時間は一緒に過ごすようになった。登下校時は、集団登校もあって、近所の子とも話すようになっていった。

つづく

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