日本一周の旅での運命の出逢いから、古民家宿開業秘話。
運命の出逢いから2年半、京都の平安神宮で結婚式をひらきました。
関わってくれるすべての方に感謝です。
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僕たちの出逢いは突然でした。
会社員を辞めて、スーパーカブで日本一周の旅をしているときに縁があって広島で出逢いました。
旅人とホテルマン。
一目惚れというか、こんなステキな女性とともに人生を過ごしたい!そう思い告白しました。
ビビっときたというと抽象的かもしれませんが、今まで感じたことのない強い想いがフツフツと湧いてきたことは今でも鮮明に覚えています。
妻はその2ヶ月後に会社に辞表を出し、僕は日本一周の17600kmの長旅を完結させ、短い遠距離恋愛を経て、2年前の夏に福井県永平寺町に移住しました。
「福井のおばあちゃん家で一緒に宿をやらない?」誘ったことがきっかけです。
ただ移住当初、宿を開業したおばあちゃん家は廃墟寸前のボロボロ古民家。
キッチンもない、ゴミが山積みで、床に穴があき、畳が藁に還っているような人が住めるかわからないような古民家。
初期の晴れのち、もっと晴れを知っている友人からすると今の状態は奇跡に見えると思う、そんなマイナスからのスタートは、やっと宿として形になりました。
一緒に支え合ってこれまで乗り越えてきた妻には感謝しかありません。
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僕たち夫婦は互いに末っ子同士で自由奔放な性格。
旅に出たこと、一緒に移住をしたこと、自由でやりたいことに突き進む僕たち末っ子夫婦を、いつでも心配しながらでも自由に不安ながらも前向きに応援してくれる互いの両親にも感謝です。
今回の結婚式は両親に成長した姿をプレゼントしたい、そんな想いもありました。
ステキな結婚式を挙げられたことは、両親たちへのひとつの親孝行ができた気がします。
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人生はいつどこでどんなことが起こるかわかりません。
旅中に妻に出逢ってなければ、宿計画は上手くいっていなかったと思います。
偶然か必然かはわかりませんが、出逢い、決断し、いまこうやって福井県の田舎で宿と養鶏を営んでいます。
幸いなことに、たくさんの仲間たちともこの場所で出逢い、楽しく、そしてイキイキと暮らすことができています。
それぞれの尊い出逢いがなければいまの自分はない。互いに支え合うパズルのピースのような関係で成り立っている。
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またそれは僕たちだけに限りません。
各々が歩んでいく人生には出逢いがあり、大切な仲間に囲まれています。
互いに尊重し合い、それぞれが一生懸命に生きていれば、必ず良い人生になり、また世の中は少しずつ良くなっていくと思います。
僕たちも一期一会を大切に、そして一生懸命に生きていきます。みなさんもそうであってほしいです。
結婚式という大きな節目を迎え、これからさらに1歩1歩を慎重にまた大胆に歩んでいきます。
僕たち夫婦の行動を見て、少しでも元気になったり、新しいことにチャレンジできたり、自然を尊重する人が増えたり、世の中が少しでも良くなったり、ほっこり安心する人が増えていったらうれしいです。
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