自己啓発書のリスク
啓発(けいはつ)とは、新たな知識や気付きを与えて、人を教え導くことです。
自己啓発は自分に新たな知識や気付きを与えること指します。
しかし、「自己啓発書」と一般に言われる書籍は、ノウハウ的な知識はほぼ無く、マインド面の情報ばかりが載っている本を指すようです。
自己啓発書の言葉
・努力しても成功するとは限らない。しかし、成功した人間は必ず努力している。
・未来の自分が後悔しないように今、行動しよう。
・失敗など存在しない。成功しないパターンが見つかっただけだ。
自己啓発書で語られるのは、このような言葉です。
1冊を通して、このような言葉が失敗→成功のエピソードとともに語られています。
こういう教えは確かに重要です。モチベーションを一時的にアップさせる効果があります。
しかし、こういう自己啓発書ばかりを読んでも、実用的な知識は何も身に付きません。
自己啓発書はエナジードリンク
自己啓発書は例えるなら「エナジードリンク」のようなものです。
スポーツ選手が普段からトレーニングをして、ここぞという時にエナジードリンクを飲む、というのは効果的かもしれません。
ここぞという時に読む(飲む)なら効果的ですが、普段から摂取していては後々とんでもないことになってしまいます。
モチベーション・マインドは大事ですが、役立つノウハウ・理解が難しいノウハウを理解しようと努力するのも同じくらい大切です。
実用的な知識を得ることで、成功が確実だと分かれば、モチベーションは自ずとアップするという側面もあります。
成功するかどうか分からないという不確実性に対して、やる気が出ないことが多いからです。
自己啓発書ばかり読んでしまう、という人は「ノウハウの知識を得る重要性」も念頭において、適切に自己啓発書を利用するようにしましょう。
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