人間は自分自身を騙す。獲得的セルフハンディキャッピングに注意
あまり耳慣れない人が多いだろう心理学用語、セルフハンディキャッピングを取り上げました。
このツイートでは「時間を自ら減らす」例を取り上げました。
セルフハンディキャッピングの方法としては「世間的に良い行為」が選択されるんですね。
掃除をする行為は世間的に良い行為で、褒められる行為です。
世間的に良い行為でないと、言い訳として使えないからですね。
もう一つ、別の例を挙げてみましょう。
積極的に人助けをする、というセルフハンディキャッピングがあります。
自分は人助けに時間を使っているから、勉強の時間が少ない。だからビジネスで成功しないのは仕方がないんだ。
このような形で使われることもあります。
自分を騙す人は本当に多いです。
金が欲しいのに「金があったって意味がない」
異性にモテたいのに「モテても仕方がないよ」
頭良くなりたいのに「人間やっぱり性格だよ」
自分で声に出して言うことで、思うだけでなく外部から言われたように感じ自分を説得する効果があります。
これを他人にアドバイスするという形で行う人もいます。
異性にモテたいという強い欲求があるのに、
積極的に恋愛に取り組む人に「なんでそんなにガッついてんの?趣味探せば?」と説教を垂れる感じですね。
他人にアドバイスする→正しい意見だからアドバイスできる→自分を肯定できる
と因果関係が成立します。
ここまできたら、かなり重症と言えるでしょう。相当満たされない気持ちが蓄積しています。
そのまま行くと、自尊心が崩壊し、ヤフコメ欄にひたすらアンチコメントを書くような人になってしまうことでしょう。
あなたも、このセルフハンディキャッピングをやってしまっていると気づいたら、すぐにやめるようにしてください。
他人に何らかのアドバイスをしたくなったら、セルフハンディキャッピングによるものでないかをよく考えるようにしてくださいね。
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