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静寂、聖書、滲出液(短い日記)2024.05.21 in Mie

実家のある三重県の桑名に帰ってきていて、今日は散歩した。桑名は空気と光が綺麗で、人も少なく、夕方に歩くと静寂に満ちている。水面が光を反射して揺れる、廊下に光が射す、建物に木の影が映る、鄙びた商店街、スズキの看板、公民館、金色に光る猫。

メルカリで買った聖書が届いた。キリスト教徒ではないけれど、旧約新約すべて収録されている聖書を持つと、熱心なキリスト教徒のようだ。神社に行って、久しぶりに祝詞をあげる。天津祝詞。大学院生の時に知って、その時はよく唱えていた。祓へ給へ清め給へ幸い給へ。

神、のことを考えている。それを探そうとしている。それだけでは危ないので、バランスを取るために学問も修めようとしている。新しい建築。それは量子とか見えないものを含むだろう。滅茶苦茶な世の中。それでも今日みたいに平穏は得られる。静寂の中の光。肌からはところどころ滲出液が滲み出している。それを出し切ってしまいたい。

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