Iku Watanabe

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最近の記事

大垣、空海と重源と坂口、無意識ー最近のこと

ここ二週間くらいのことについて。 6月頭に父と大垣へ行った。三百坪くらいの土地と空き家が格安であり、それを内見するために行ったのだが、結論から言うとそこは今保留というか、先行者が交渉中となっている。田舎だけどかなり立派な住居で、蔵が二つ建っていた。普通に購入しようと思っていたので、今待っているところ。桑名から東員町、いなべを越えていく道はひたすらに美しく、どこまでも広がるたんぼと山々、その山を抜けていく林が連なっている。帰りに養老の滝へ寄った。養老の滝の水は、不老長寿、どん

    • 熊野、横浜、前橋-ここ一週間くらいのこと

      忙しかった。10日間ほど、更新できていなかったのでここ一週間少しのことを振り返る。 熊野に空き家を見に行った。熊野まで地元から高速で2時間ほど、高速料金は3000円くらい。そこから更に45分ほど車を走らせる。物件は昭和の木造住宅といった風情があり良かったが、実際に運転して行ってみると流石に遠かった。川が透き通っていて、山間の集落といった感じで寂しくはあったが自然の良い場所だった。温泉に入って、それから丹倉神社へ参って帰ってきた。熊野の夜の海に満月が浮かんでいた。不思議な砂浜

      • 静寂、聖書、滲出液(短い日記)2024.05.21 in Mie

        実家のある三重県の桑名に帰ってきていて、今日は散歩した。桑名は空気と光が綺麗で、人も少なく、夕方に歩くと静寂に満ちている。水面が光を反射して揺れる、廊下に光が射す、建物に木の影が映る、鄙びた商店街、スズキの看板、公民館、金色に光る猫。 メルカリで買った聖書が届いた。キリスト教徒ではないけれど、旧約新約すべて収録されている聖書を持つと、熱心なキリスト教徒のようだ。神社に行って、久しぶりに祝詞をあげる。天津祝詞。大学院生の時に知って、その時はよく唱えていた。祓へ給へ清め給へ幸い

        • コメダ、イランでの出来事(短くてもできるだけ毎日書く日記) 2024.05.20 in Mie

          腕が痒くて眠れなくて、睡眠不足になったり、寝られた時には一気に寝たりしていて、結局昨日は明け方まで寝られず、明け方入眠できて昼過ぎどころか夕方前くらいまで寝てしまった。それでもまだ眠かったけれど、陽がある間に外に出ようと思って、朝ごはんというかなんとも呼べないブレークファーストを食べて外出する。この時期は7時くらいまでは明るいからいい。 コメダに行って、その周りを散歩したりあんぱんを買って食べたりした。あんバターサンドはどうしてあんなに美味しいのだろうか。砂糖を控えたいのだが

        大垣、空海と重源と坂口、無意識ー最近のこと

          Xで振り返る日記のようなもの 2024.05.19 in Mie

          人々がどう思っているのかわからないが、僕はXになってからのツイッターが結構好きで、ログとしてよく呟いたりしている。みんなが旧ツイッターを使っていた2010年代は見るだけでほぼ積極的には使っていなかったのだけれど、人口が減って何となく使いやすいし、情報の取得にも優れているし、イーロン・マスクも僕は好きなので、楽しく利用している。というわけで、日々の自身のXのログを振り返る形でnoteを書いてみようと思い立ったのでやってみよう。 不動産バブルが弾けてからの中国の不動産事情につい

          Xで振り返る日記のようなもの 2024.05.19 in Mie

          眠れぬ夜、ひとりの女、悪魔払い 2024.05.16 in Tokyo

          2024.05.16 Tokyo 眠れぬ夜、ひとりの女、悪魔払い 午前5時。インドから戻ったあと、滅裂な時間の寝起きを続けている。一応、時差ボケということもあり、元々夜はよく眠れないのだが、それが酷くて明け方になるまで、あるいは明け方になっても眠ることができない。それで今日は諦めて起き上がって机に着いた。湯を沸かして蓬茶を煎れる。机の上が帰国後から酷く散らかっている。本がその上や周囲の床に堆く積み上がっている。今の部屋には本棚がないし、この家も5月で引き払うつもりだ。昨日の

          眠れぬ夜、ひとりの女、悪魔払い 2024.05.16 in Tokyo

          帰りの飛行機で 2024.05.11 in New Delhi and Hanoi

          今ニューデリーのインディラ・ガンディ国際空港のヴェトジェット972便の飛行機の中にいる。周りにはインド人達と、何人か西洋人、そしてベトナム人っぽい人たちがいる。iPhoneで文章を書くことはほぼないが、他にやることもないので書いてみる。 旅の後半はなかなかきつかった。ジャイプールは日中気温が44度あって、2、3時間外に出ているともう帰りたくなった。これまで熱中症になったことがないけれど、食欲があまりなくなり、きゅうりやトマトを買って塩を振って食べていた。カレー類を食べる気が

          帰りの飛行機で 2024.05.11 in New Delhi and Hanoi

          ハワー・マハル、暑さについての断章 2024.05.09 in Jaipur

          2024.05.09 in Jaipur 今日は7時に起床。まだ疲れている感じだったので、もう一度眠って10時になる。昨日夕方くらいからだるさを感じて、多分ジャイプールの気温が44度あったことが原因なのだが、軽い熱中症みたいになっていて、体調崩すとまずいと思って夕方以降は大人しくしていた。悪化したらどうしようと思っていたけれど、朝起きてみたら回復していたのでまずは安心した。今日デリーへいこうと思っていたけれど、一日延泊して、明日向かうことにする。デリーは美術館とギャラリーだ

          ハワー・マハル、暑さについての断章 2024.05.09 in Jaipur

          ジャイプールにて 2024.05.08 in Jaipur

          2024.05.08 in Jaipur インドの旅も一週間以上が過ぎた。さすがに疲れてきたので、この辺りで一回ちゃんと休もうと思う。今は午前の10時過ぎで、さっきホステルの朝食を食べた。バターとジャムブレッド、チャイと茹で卵、バナナというシンプルな朝食。昨日こちらにきて初めて夕食後に胃もたれっぽいものを感じたので、今日はもう夜まで何も食べない。夜も特に食べたいものがなければ食べないでおく。 昨日の夕方ジャイプルに着いた。その前はプシュカルにいて、そこからは電車で2時間の

          ジャイプールにて 2024.05.08 in Jaipur