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明日の日本を真剣に考えよう!

戦後復興に向けて国民が一丸となって働いていた昭和の時代、
企業は社員を大切にしていました。

「人は石垣人は城」と歌われていたように、
企業は社員を家族のように大事にし、社員は会社のために
身を捧げる思いで働いてきました。

国民が明日の希望を抱いて働いてきた結果、
日本は経済復興できたのです。


一時は世界第2位の経済大国にまで昇り詰めたのですが、
今の日本の現状は韓国にも遅れをとる、
というまったく惨めな状態です。

何時から日本は三等国になり下がったのでしょうか?


政治は長い間、大企業優先で法人税を値下げ、消費税の増税
という税負担を国民に背負わせてきました。

そして、日本の大企業は派遣社員を使い捨て、
投資家の動向ばかり気にして、
利益の内部留保を優先させています。

この状態が変わらなければ、日本の経済状況はますます
先が見えなくなり、国民所得は上がらず、
暮らしは先細りになるでしょう。

日本銀行は経済の指標を示し政治に左右されない立場を間違えて、
紙幣を刷りまくったツケが回ってきて、
アメリカの金利対策に反応できない無策な現状では
日本の経済の先行きは円安傾向が続き、
輸入物価の高騰が続くことになります。

日本は30年間もデフレから脱却できず、
そのままスタグフレーションに突入してしまいました。

また、世界情勢が不安定要因のためにエネルギー関連の高騰が
国民生活を増々厳しい状況に追い込んでいます。


戦後の日本には私利私欲のない立派な経営者が多くいました。

「松下幸之助」「本田宗一郎」「土光敏夫」「石坂泰三」

「井深大」「桜田武」「出光佐三」「小林一三」これらの

優れた経営者の活躍で日本は世界第2位の経済大国に上り詰める事が
出来たのです。

昭和から平成になり令和になるにつれ、
日本の経営者の器が小さくなって偉大な先人に顔向けできない
現状が続いています。

日本の経営者が原点に戻って人を大切にする経営をすれば、
もっと優れた社員を輩出することが出来るでしょう。

戦後の日本国民意識と今の国民意識には大きな違いがあります。

今の国民意識はいろんなマイナス要因がありますが、
夢や希望を失っている人が多すぎます。

これから老若男女が助け合い、安心と希望が持てる相互社会を
目指して行けば、必ず日本は世界に誇れる偉大な国になれます。


記事を読んで頂きありがとうございます。
これからもシニア世代が抱える諸問題や
社会情勢などにフォーカスして記事を書い
ていきますので、読んで頂けたら嬉しいです。




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