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型の練習・その2(自薦7句)

中七に切れ字「や」
下五に季語。


この型、以前からちょくちょく使っていたようで、ストックが結構ありました😅

暦のうえでは、今日で冬が終わる
(あすから立春)ということで、
まとめて出します🙇‍♀️




「れん」といふ子を呼ぶ声や冬の浜

(季語:冬の浜)



「あいうえお俳句」のときに、
2週目あるかも!? と
思いながら詠んだ句です。

「れ」だったら
大杉漣サマ1択という思考だったのでしょう。
わかりますわかります🤣



内側に着込む鎧や寒卵


(季語:寒卵)


俳句ポストの兼題だった「寒卵」
(えっ、発表は今月ですか😵)


この句とは別の句を投句済みです。




即興のピアノの音や星冴ゆる

(季語:星冴ゆる)


ストック、ここまでです☺︎





閑話休題(おすすめの本)


ここから、坐禅つながりの句が
チラホラ出てきます。


機知に富んだ素敵な本でした。



この本を読んだからです。


俳優の松重豊さんと、
曹洞宗徳雄山建功寺住職で、庭園デザイナーの枡野俊明さんの対談本です。



40歳になったばかりのころ、
京都のお寺で弥勒菩薩様にお会いしたことをきっかけに、禅の世界に興味を持った松重さん。

般若心経を読んだり、参禅会に参加したりするうちに、中国の宋の時代につくられたといわれる禅の入門書「十牛図」に出会います。




「十牛図」は、牛を「本当の自分」に見立てて、それを探すところから悟りを得たその先までを、10枚の絵で表しています。

その「十牛図」について語り合いたいと、松重さんが枡野先生に対談を持ちかけて完成したのが、この本であります。



内容が深くて、1回読んだだけでは、
なかなか「わかった!」とはなりませんが、


「掃除は日常のなかでできる素晴らしい修行」
「あなたの牛を追いなさい」序章p13より


と、枡野先生が仰っている部分を読み、
松重さんもキッチンと水回りを
毎日ぴかぴかにしていると知り、

今朝。

わたしは、取り憑かれたように
おうちの雑巾がけをしました。
(わたしたちの生活スペースのみです💧)


それくらい、影響力の大きい本でした😅
個人差ありそうですが。



坐禅とか雑巾がけの句が出てくるのは、
この本のおかげです。


ということが言いたかっただけなのに、
だいぶ長くなってしまいました🙇‍♀️💦

俳句に戻ります。





アカペラの合唱団や冬深む

(季語:冬深む)




坐禅組む小学生や山眠る

(季語:山眠る)



子の好きな青き車や玉霰

(季語:玉霰)


先週だったか。
沖縄でも10℃を切る日が結構あって、

やっぱり、
「これは雪じゃないですか!?」

の風景写真が拡散していたと
ニュースで見ました。


沖縄で「雪だ!」と思しきものは
大抵あられだったりしますが、果たして!?


最初、この句の季語は
「牡丹雪」だったのですが、

「降らない」という現実によせて
「玉霰」にしました😅





早朝の雑巾がけや春隣

(季語:春隣)


わたしは朝がたいへん苦手です💦

早朝?
はい、盛ってます……😂



やったー! 春が来るぞー!!



いつもありがとうございます^ ^


コメント「ふつう」にて

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