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【ただの自慢】弱冠1歳にして、お手伝いをしそうな娘。


娘の成長が、たのもしく思えたので、こちらに記録しておきます。

けさ、娘を階下に迎えにいったときです。
あずかってくれていた義母から、こんな話を聞きました。



娘が、義母のお手伝いをしようとした。


らしいのです。




え、お手伝い?

娘ちゃん、まだ1歳だけど何ができそう?





本題に入るまえに、

わが家のことを、すこし。





わが家は3階建ての一軒家で、

わたしたちの生活スペースは3階、

義父母&義祖母の生活スペースは2階、

と、わかれています。


玄関だけは一緒で、

1階は今のところ、ほぼ物置です。



義祖母は、88歳。



認知症で、


デイサービスとショートステイを利用しながら、老人ホームの空きが出るのを待っています。




食事やトイレは、義母や介護スタッフの手を借りないとできない状況で、ひとりで立って歩くことも、ままなりません。



よく車いす使わずにすんでるよなぁ、と驚きを通り越して感心するほど。




土日は、ショートステイを利用することの多い義祖母ですが、空きがなかったのか、きのうから、おうちのリビングの隅にある、大きなL字型のソファで寝てすごしています。





ソファのまえにあるテーブルは、和室によくあるような、正座したらちょうどいいくらいの高さで、色は木でできた深い茶色。


小学1年の姪っ子が、両手いっぱい広げたくらいの長さのそれを、転落防止のために、ソファにぴったりくっつけています。


そうすると、ソファとテーブルの高さがぴったり揃って地つづきになるので、寝ているぶんには安心、みたいです。





義母は、まずそのテーブルをどかして、義母を起こし、キッチンを通りすぎて、階段の手前にあるトイレに、義祖母を連れていきます。




義祖母の下の世話がすむと、いまきた道を戻って、ソファに義祖母を寝かせたあと、どかしたテーブルをくっつけます。




ここから、本題です。







朝、この一連の、義母の動きを見ていた娘が、 

義母といっしょに、

義祖母を起こそうとした、というのです。



ソファに寝たまま、義母に引っ張られても

なかなか起きあがらない、義祖母に


とことこ、と近よっていって


ちいさな手をのばして


しわしわの義祖母の腕を


うーんっ! と


ひっぱろうとしたとか、しないとか。






それだけでは終わりません。





「孫ちゃん、大きいおばぁトイレ行くってよ。トイレどこにあるかなぁ?」




義母が問いかけると、娘は階段のほうを指さし、トイレに向かって走っていったそうです。






大きいおばあちゃん、こっちだよ!






と、言いたげに。





そして、大きいおばあちゃんが、おばあちゃんに連れられ戻ってくると……



娘は、





ソファのまえにあるテーブルを、一生懸命に押して、もとの位置に戻そうとした。








と、義母が言うではありませんか!





えっ、


あんな、じぶんの体の何倍もあるやつを?





大人のわたしでも、ひとりで動かすのは

ちょっとしんどい、あの重たいやつを?




「はっさ(沖縄の方言。うわぁ! とか、驚いたときに使われます)、ほんとにびっくりしたさぁ! この子よく見てるんだねぇ」






えぇ、お義母さん。




わたしも、びっくりしました。




大きいおばあちゃんどころか、おばあちゃんのお手伝いして、とも、娘に伝えたことはないのに。





そして、わたし自身が、義祖母の介護をろくに手伝わないのに。(すみません)




もしかして、娘ちゃん。



幼稚園に通うくらいのお年頃になったら、


家族にとって

立派な戦力になるのでは⁉︎




「すごいねぇ、娘ちゃん、頼もしいねぇ。大きくなったら楽しみだなぁ」






リビングを、うろうろしている娘に


声をかけたら、



娘は、わたしの前で立ちどまり、


お目々をキラキラさせて




にこーっと、笑いました。




娘を抱きあげるわたしに、キッチンにいる義母は、可笑しそうに言いました。




「将来、あんたより色々気づくんじゃない?」





ははは、たしかに。



気がきかなくて、ぼんやりしているわたしより、ちゃかちゃか動ける子になりそう。




いいんです、それで。




母は、嬉しい!


この調子で、どんどん親を超えていくんだよ!





以上、ただの自慢でした。



もし、娘が思春期になって、

親の言うことを聞かなくなっても。



おじいちゃん、おばあちゃんには

優しくできる子に、なっていれば嬉しいです。




そのために、まずは


親が、お手本を見せなきゃ! ですね〜。


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さいごまで読んでくれたあなたも、きっと

だれかにとって「自慢の存在」の、はずですよ〜


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