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ダイエット効率が2倍アップ!!『ダイエットブレイク』

前回はビタミンとミネラルの摂取量の最適解をお伝えしました。代謝をあげるためには酵素の力が必要で(酵素ジュースなどではない)、その酵素を構成するのに補酵素としてビタミン・ミネラルがとても重要になってきます。つまり、エネルギーを蓄えても(糖質、脂質を摂取)それを代謝できなければエネルギーがうまく発揮できないだけでなく、余ったエネルギーは脂肪に変換させられてしますので、ビタミン・ミネラルの摂取は非常に大切ですね。
今回は、摂取タイミングに関してお伝えしていきますが、主にダイエット期間中の休憩に関してお伝えしていきます。カロリーやPFCバランスより重要度は低いですがより効率的に行うには無視できない項目です。


【結論】
効率よくボディメイクしたければ、ダイエットの休憩は必須!!


先に結論からお伝えさせていただきますとダイエットにおいて、期間中は高カロリーの期間と低カロリーの期間を交互に作ったほうが効率が良いです。
どういうことかと言うと、ダイエットをする中で長期間継続をしていると体重が減少するにあたって代謝も低下します。その状態がキープされるとホルモンにも影響してきます。
※チートデイやダイエットブレイクという呼び方がメジャーですね。

そうならないために大事なのが『限界がきて代謝が落ちる前に対策をしておく!』ということです。
これは代謝にたいするアプローチでもありますし、メンタルの安定にもとても良いです。
しかし、真面目な方ほど頑張ったのにカロリーを増やすのが怖くなったり、強い抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

しかし、実際の研究ではダイエット期間の休憩を取り入れたほうが最終的には体脂肪減少が多かったという結果もでています。

カロリーを減らすと人間の体は代謝が下がりますが、例えば体重が10%以上減った人は、1日の総エネルギー消費量が平均で8〜28%(平均18%)も低下すると考えられております。

これを考えると、やはりダイエットブレイクは必要ですし、代謝だけでなく健康面やメンタル面に良い影響を与えてくれそうですね。

続きまして、よく質問される機会が多いの、食事回数に関して簡単にお伝えします。
1日1食から1日6食まで 様々なダイエット情報が流れていて、どれが果たして正解なのか迷われる方が多いと思いますが、これに関しては精度が高いデータが出ております。

・216件のデータをチェックした実験では、1日3食でも6食でも最終的な肉体作りには差がないとの結論
・2015年に行われたメタ分析でも、食事の頻度が増えても減っても最終的な体組成には大きな違いをもたらさないとの結論

つまに回数には大きな影響がないので、空腹をうまくコントロールしやすい食事回数を見つけることが大事になります。
個人的には内臓の機能を最大限活かすためには食事回数は2〜3回までがベストだと思います。

それでは実際にダイエットブレイクをする上での正しい手順や、それを踏まえた上でさらに応用していく方法などをお伝えしていきます。

【有料項目の内容】
・ダイエットブレイクの方法
・マルチリフィードの方法(体脂肪をさらに減らしたい方)

【Instagram】小学生でも理解でき実践できるダイエット情報の発信
https://www.instagram.com/ikuro_nagao/

■ダイエットブレイク実践

これが絶対的だという方法はないのですが、目安として実践してみてください。

◇ダイエット期間中は、目標の体重に達するまで4〜10週間に1回ぐらいのペースで行う。
◇ダイエットブレイクは1週間ほど続け、その間は維持カロリー(現在の体重を保つために必要なカロリー)を摂取する。
◇ダイエットブレイクの期間は、有酸素運動の量も半分にする

個人的には体の状態やメンタル面の安定として4週間に1回のペースで行っておうのが効果的だと感じましたが個人差があるので、色んなサイクルをお試しください。

また、「減量の進展具合を見て決める」ってやり方もありますが、この場合は定期的に体重を計測して2週間ほど体重に変化がない場合1週間のブレイクをとるようにしてみてください。
※二週間変化がなければ代謝が低下している恐れあり

そんな中で、ダイエットブレイクをしてるのに体重が減っていくことがありますが、これはストレスホルモン(コルチゾール)が低下したせいで、体内の水分量が減っただけと思われます。コルチゾールが増加すれば強い水分保持の影響がでますので、ストレス改善もとても大事ですね。

■マルチリフィード(体脂肪をさらに減らしたい人)

減量期がうまく進んで体脂肪がさらに減ると、さらに代謝が落ち込んでいくことがあります。だいたいの目安としては、

◇男性=体脂肪率が12%以下
◇女性=体脂肪率が20%以下

を超えたあたりから、体重が全く減らなくなると思いますが、この場合は4週に1週のブレイクではなく、「マルチ・リフィード」の考え方を使ってみるのもひとつの手です。
下記に二つの方法をピックアップします。

◇隔日サイクル:1日目は自分が設定した減量期カロリーに従う
→ 2日目は維持カロリーに戻す
→ 3日目はまた減量期カロリーに従う

◇ 5:2サイクル:1週間のうち5日は自分が設定した減量期カロリーに従い、残り2日間は維持カロリーにもどす
※ファスティングでもこの方法はあります。

アスリートに筋トレをしてもらった実験でも、隔日サイクルと5:2サイクルのどちらとも、毎日カロリー制限を続けるよりも体脂肪が減り、安静時の代謝が改善しいたって結論になっております。
このようにダイエットにおいて休憩を入れることで、代謝の低下を防いだり、メンタル面にも良い影響があるので、停滞期に悩んでいる方は一度試してみてください!


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