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プロフィール

Childbirth International認定バースドゥーラ(出産の付添人)
Stillbirthday認定死産・流産ドゥーラ
● ミッシェル・オダン,リリアナ・ラマーズPARAMANA DOULAコース修了

● 介護福祉士
● 保育士・幼稚園教諭
● 3児の母(10歳娘と2021年3歳であろう双子の男の子)

長崎県佐世保市出身現在長崎市在住
25歳でオーストラリア短期留学時に障がい者福祉について支援の違いを経験。
その後、介護福祉士経験などを経て、2011年自身の妊娠期・出産経験する。
2017年友人(米国出身)夫婦の産後のサポートと自身の妊娠から出産の経験からバースドゥーラを目指す。

2019年から母子支援活動を行うと同時に、Childbirth International(CBI)にてバースドゥーラを学ぶ。

2021年春Childbirth International(CBI)にてバースドゥーラ、Stillbirthdayにて流産・死産ドゥーラ認定取得。

○ドゥーラになる原点と女性サポートへの想い
日本で初めて出産する海外からの妊産婦とそのパートナーと関わりでした。
私自身も、夫が英国出身で、特に病院受診時の大きな不安と緊張(母国語が通じない、文化・システムの違い、どのような処置をされるか想像がつかない)事を16年共に経験し、家族や友人が居ない異文化の土地での出産は、どのような気持ちか、何か手伝えることがないか? と感じ、バースドゥーラ(出産付添人)を目指そうと思いました。

何故海外の認定だったかは、
1. 日本ではまだドゥーラという事が浸透していない為学びたくても学べなかったこと。
2. 海外在住の日本人ドゥーラの方とやり取りが出来て、彼女の経験談を聞いて幾つか候補があった中Childbirth International(CBI)を知る。
3. 地域で海外から来日している方達へ英語を使ってサポートをしていく為、英語で学びたかったこと。(英語で学ぶ間、日本語の産科テキストを使用し、調べ物は日本語、英語同時に行いました。英語だけでは理解困難だったことと、日本在住で日本語がベースになる為日本語での理解も必要だととても感じました。)
4. 長崎県在住なのでオンラインで、自分のペースで出来ること。

米国の認定機関(CBI)での学びは、困難ばかりでした。日本の教育しか知らない私にクリティカルシンキング(批判的思考)や他者のバイアス(他者が持つ先入観や偏見)や視点の違いについて等、ドゥーラを学ぶこの過程が最大の学びになりました。

2019年に出会った尊敬している助産師夫妻もバースドゥーラを学ぶにあたり背中を押された存在でした。常に日本における出産や女性の立場、権利、システム、歴史的背景など本音で語り合えた、私にとって孤立せず大きな支えになっていました。

また、私自身の妊娠期出産の経験、双子の流産経験もこのバースドゥーラの学びの中で大きく想いが変わりました。

介護福祉士をしていた時に、目の当たりにした何度かの「死」
その時の御本人また家族への支援、それと同じように「生まれる」時の
お母さんまた家族への支援は同じようにその本人たち(お母さんと赤ちゃん)を尊重した支援をするべきではないかと思っています。
「死」の時は、いつ亡くなるか本人も家族も決められない、またその「死」を医療者たちや私たちが決めるものでもなくただ「死」を待つ。側に居る事ができるのなら側にいて、ただただその本人と家族だけの空間を尊重していました。それが、「死」と隣り合わせの「生」の場ではどうなのでしょう。正常分娩が出来る状態であれば「死」と同じように「生」も生理学的なものなのですが、実際それが出来ているのかは不確かだと思います。

ドゥーラとして、日本での在り方、女性とどのように関わるかなど多々課題はありますが、女性が中心となった日本の文化(またはそれぞれの国の文化)的、社会的、心理面、情報提供また擁護と代弁するサポート。
女性同士のコミュニティの場を設け包括的に支援したいと思っています。

〇2021年は、日本出産バースドゥーラ会として、また個人でお母さん、女性たちと対話をする場を開くとともに、日本での出産文化、九州内のお産の歴史を模索して行きたいと思います。

ご興味のある方、一緒に何かしてみたい方はどうぞお気軽にご連絡下さい。

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