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自己発見の方法論「マイプロジェクト(マイプロ)」とは?【ikumado】

こんにちは、オンライン育休&共働きコミュニティ「ikumado」広報チームのふみこです。


今回はikumadoのキャリア支援プログラム「マイプロジェクト」、
略して「マイプロ」
についてご紹介します。

私はちょうど今現在、2021~2022冬期のマイプロに参加中です。
セッションは全4回で、2月中旬に最終回を迎える予定です。

始める前は「マイプロ」って一体何だろう?とちょっとイメージが湧きにくかったのですが、
実際やってみると、濃密な時間を過ごせて、これがとても面白い。

こちらの記事で少しでも紹介できればと思います。


●マイプロとは?

マイプロジェクト(マイプロ)は名前の通り
学習者一人一人が私のプロジェクトを創り、実施することを通して学びます。
自己対話とプロジェクトの実践を通して、
また、その取り組みを仲間と共にシェアする事を通して、
1)学習者の成長と、
2)優れた学習コミュニティの創出、
3)社会イノベーションの起点となるアクション、
その3点を同時に生み出すことができます。

マイプロ(マイプロジェクト)研究会HPより

この手法は慶應義塾大学SFCの井上英之研究会の中で2006年頃に生まれ、今日まで発展を遂げてきました。
2018年現在、マイプロジェクトは、企業研修、社会起業家・地域起業家等の起業支援、大学におけるPBL、中高生のキャリア教育、子育て・介護・看護等の当事者コミュニティにおける自助活動など、様々な文脈・目的において活用されています。

同上

自分が本当にやりたいことは何か。
マイプロのセッションでは、それをとことん考えて、自分だけのプロジェクトをつくります。

実現できるか。ありきたりか。どう思われるか。
そんなことは横に置いておいて、自分と向き合います。

プロジェクトはいつでも変更可能で、
どんどん変化させたり、時には辞めたってOK。


マイプロのプロジェクトは、自分を理解するためのツール。


プロジェクトを計画どおりに進めることや、
成功させることが目的ではなくて、
自分について考えたり、メンバーと話すことで、
「本当に自分がやりたいことは何か」を見つけだす。
その方法論が、マイプロです。

学校現場や企業研修など、いろんな場面で活用されています。


●ikumadoのセッションを受けてみて

ikumadoのマイプロでは、
1回1時間半~2時間のオンラインセッションを4回行います。

メンバーは4人~6人。
育休中の人もいれば、復職済みの人もいます。

1回目は「me(わたし)編」です。

自分の生い立ち、学生時代の印象的な出来事、
影響を受けたこと、辛かったこと、嬉しかったこと
など人生のあれこれを細かくスライドに書いて持ち寄り、メンバーに向けて発表します。

これがかなり楽しい時間でした。
人一人の人生って誰でもドラマがあるなぁと。

全員ほぼ初対面なのに、
セッションを終えた2時間後には、
それぞれの個性や好み、強みや目標なんかを理解しあえたような
不思議な感覚でした。

発表が終わったあと、メンバーから感想や質問をもらうんですけど、
これがまたぐっと刺さります。

2,3回目は「プロジェクト編」

me編をもとに、自分のプロジェクトをまたスライドに書いて持ち寄ります。
項目は3つ。
①プロジェクトの概要
②やってみたいと思った理由や背景、原体験
③誰にどんな価値を生み出すか?

プロジェクトの内容は、何でもOKです。
家庭内のことでも、仕事、趣味etc・・・・。
1つに決めなくても、複数あっても構いません。

お金、時間、制約。
全てを取っ払っても、
自分がやってみたいと思えることは何か。
誰に価値を与えたいと思うのか。
じっくり考えて、またシェアします。

セッション以外の時間も、専用のfacebookグループを使って
「プロジェクトを一歩進めてみました!」
「すばらしい」「こうしてみたら」
などなど
日々進捗報告や情報交換をしています。

次回はついに最終回。
掲げたプロジェクトを「実践してみた!」「できなかった」
など報告しあう予定です。

またどんな刺激をもらえるか、楽しみ楽しみ・・。


●参加方法

2021年度、ikumadoのマイプロは
夏・冬の2回開催しました。

ikumadoへの参加は無料ですが、
マイプロへの参加は有料になっています。

次回は今年夏ごろに実施する予定です!

興味のある方、ぜひikumadoに参加してみてください。
参加方法はこちらから。


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