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直感に従う〜目覚めたらヨガ〜

鬱から回復した翌日、目覚めたら、目の前に " YOGA " という文字が飛び出してきた。わたしは霊感も透視能力もないのだけれど、自分の直感には素直に従っている。というより、直観とずれたことをすると、体の一部が痛くなるので、心の声を聞くのが一番だ!ということに行き着く。

「ヨガをしよう」

しばらくお花屋さんでアルバイトをしながら、自己流でヨガの勉強を始めた。それから、わたしはサンフランシスコに旅立つことを決めた。英語力も英検2級レベル、ヨガの経験も自己流数週間のみで、いきなりアメリカで、ヨガのティーチャートレーニングを受けに行くと決めたのだった。

「イッコハクレイジーダネ ! ! 」

英語もできなくて、ヨガもやったことないのに、ティーチャートレーニングに来たの?... と、みんな面白がって、遠く日本からやってきた、右も左もわからない私を可愛がってくれた。隣で解説してくれたり、テキストの音読が回ってきたときに読めない単語があると、みんなが交互にささやいてくれた。

フランスからやってきたキュートなカップル、銀行員をやめて1年間自分の好きなことをしているという香港美女、車で寝泊まりをしているダンサーの女の子、凛とした雰囲気のイギリス人のヨガマスター、いつも助けてくれるゲイの男の子、ハーリーダビッドソンに乗ってやってくる70歳くらいのおじいちゃん.... いろんなストーリーをもった、様々な人種の人たちが、そこにはいた。

1日を気持ちよく過ごす朝のヨガ動画はこちら↓

〜つづく〜

《 石橋をたたかずに、落っこちてみよう》

みなさんは、目の前にある石橋をたたいて、万全にチェックをする方ですか?

わたしは、石橋を叩かずに、橋ごと落っこちるタイプです。「キャー!」と叫びながら、わたしはこんな風に思っています。「大丈夫、川に落ちたら、とりあえず泳ごう」そして、なんとか泳ぎ、岸にたどり着くのです。

あなたを変えるチャンスや、本当にやりたかったこと、それが目の前に現れたときに、あなたはそれを掴みに行きますか?それとも躊躇しますか?

石橋を叩いて、安全に橋の向こうに行くのも一つ。石橋ごと落ちて、泳いで対岸にたどり着くのもひとつ。ただ、わたしは石橋をたたいて安全かを確かめるのに数年かかるとしたら、数週間で泳ぐ練習をして川に飛び込んだ方が早いな、と考えます。

英語もできない、ヨガもできない私の「はじめの一歩」は、サンフランシスコのヨガコミュニティーに飛び込むことでした。そこで、わたしはものすごい勢いで、英語とヨガの知識を吸収し、その後、わたしの世界が大きく開いていきました。あのとき、まず数年間のヨガの修行と英会話の勉強をしてから渡米しよう、と決断を伸ばしていたら、今の人生はなかったと思います。

もしあなたが、石橋を叩くのに時間をかけすぎていて、直感が教えてくれる「今、これをつかんで」という声に気づかないふりをしていたとしたら、

思い出してください。

「石橋を叩かずに落っこちても、対岸に泳いでいける」ということを。

岸の向こうで、あなたを待ち受けているワクワクしたできごとを想像して、その一歩を踏み出してみませんか。










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