【朗読】【大人向け読み聞かせ】『菊池寛/ある恋の話』

セラピストが読む文学小説です。
睡眠導入や作業用BGMとしてもご活用ください。

本日は菊池寛の小説『ある恋の話』です。
江戸時代を直に体験してきた祖母の恋のお話しです。少しほろ苦く、しかし凛とした祖母の精神は、実に素敵なのであります。

《あらすじ》
私は妻の祖母から昔の体験を聞くのが好きだった。ある日、祖母が誰にも話したことがないという恋の話をする。祖母は元々は裕福な家柄であり素晴らしい美貌の持ち主であったのだが、家業が傾き、その借金が理由で金持ちというだけの非情な男と不幸な結婚した過去があった。そのため男性を避ける人生を送っていたのだか、ある時彼女は染之助という役者の舞台を見てから、彼に恋をしたかのように、足繁く舞台を見るようになる。
しかし、その恋には、思わぬ結末待っていた。

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