朗読ミステリー、推理短編小説【山川方夫/十三年】

《あらすじ》
明るい昼すぎの喫茶店で、友人と待ち合わせた彼は、彼を見つめている女に気付く。しばらくして、その女は、彼が中学生の頃、アルバイトで下宿していた貸本屋の女主人、頼子であることを思い出す。
彼が寝ている間に頼子が彼の寝室に入るという妖しい出来事をきっかけに、彼が下宿から逃げるように去ってから、長い年月が経っていた。そして彼は、頼子の隣に彼の面影を持つ少女がいることに気付く。

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