見出し画像

【特別支援教育】優しいやっちゃん

私が支援学校小学部の教員だった時のお話。
小3のやっちゃんは、みんなと一緒にいるのは苦手ですが、とても心の優しい女の子。夏、プールの学習のために一緒にお着換えをしていました。すると、やっちゃん、「先生、大丈夫?」と本当に心配そうな顔をして、じっと私を見つめています。その視線の先には、私のおっぱい。

やっちゃん:「先生、おっぱいがぶら下がってるよ。病気なの?」
わたし:「大丈夫。病気じゃないからね。先生とっても元気もりもり。赤ちゃんを産むとね、おっぱいをあげるでしょう?そうすると、こうやってぶらさがっちゃうんだよ。」
やっちゃん:「ふ~ん。よかった!」
わたし:…(病気ならもしかするとお薬とかで治るかもしれないんだけどな~)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?