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OH!ギャル

朝ドラ『おむすび』始まりましたね。
主人公の米田 結は「平成元年生まれ」という設定。
我が息子らと同年代です。
そして、我が教え子たちとも重なります。

そういえばあれくらいの時代、
結ちゃんみたいな雰囲気の生徒さんがたくさんいたな~とか、
「結」とか「ゆい」というお名前の生徒さんが多かったな~とか。


番組予告によると、これから「ギャル」たちが活躍するらしい。

「ギャル」というと、沢田研二の『OH!ギャル』を思い出しますよね。
思い出しませんか?
え?ご存知ない?

OH!ギャル 
ギャル ギャル ギャル ギャル ギャ~ル~♪


と「ギャル」を連発するあれです。
これは1979年に流行った歌なんだそうです。

「ギャル」とはそもそも何なのか、
ChatGPTさんに聞くとこのように答えました。

「ギャル」という言葉は、主に若い女性に使われ、特に派手なファッションや濃いメイクを好む女性をさすことが多いです。この用語は英語の「girl」が変化して「gal」となり、それが日本で広く使われるようになりました。

ギャル文化は1980年代から2000年代にかけて特に人気を博し、日焼けした肌、派手な髪の色、厚底の靴、短いスカートなどがその特徴とされています。また、ギャルたちは独特の言葉遣いや明るく社交的な性格で知られています。

最近、ギャル文化が再び注目を集め、現代的なアレンジを加えた「令和ギャル」が登場しています。

私が高校、大学時代から「ギャル文化」なるものが拡がったのですね😆
自分の学生時代は「明るく社交的」ではなかったので、あまりお付き合いがありませんでした。

「ギャル」たちとのおつきあいが始まったのは、高校の教員になってから。
茶髪にピアスに派手なメイク、短いスカートの「ギャル」たちは、教員にとってはちょっと困った存在でした。
なぜ困ったのかというと、ファッションを規制する「校則」というものがあったからです。
「校則」を違反している生徒がいると、教員は注意しなければなりません。それは本音を言うと
…非常に面倒くさい。

確かにそれまでまじめに勉強していた子が急に変わったりなんかすると、何かあったんじゃないかと心配になって様子をみていたい。

けれども、元気なギャルは放っておいても大丈夫、自分で何とかする、と思うんです。

生徒も先生も、「校則なんてなければいいのに」と思っているのに、それをなくすことができないという状況は、きっと今もあるのでしょうね。


最後に勤務した高校でのこと。
「服装規制が厳しすぎる、もっと自由にしたい」と、10人ほどの女子生徒たちが教員に話し合いを求めてきたことがありました。

彼女らは他の生徒にくらべて派手なところはありましたが、エネルギーと団結力とリーダーシップがありました。

ケンカや戦いや反抗ではなく、「話し合いで解決しよう」という発想がそもそも素晴らしいでしょう?


さて『おむすび』のギャルたちはどんな活躍をするのでしょうね。
わたしの『虎に翼』ロスはなかなか癒えませんが、
『おむすび』も期待してみようと思います。








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