お疲れさまとお祝いと「アーク」の話
昨夜は家族で近所のインド料理店へ。
長男の新しい職場への内定祝いと、次男のお嫁さんのお疲れさま会。
長男は大学関係の仕事なので、大学や研究機関の公募に応募し、面接などを経て数年間の職を得るというなかなか厳しい世界に生きています。
「成果を上げ続けないと仕事がなくなるかもしれない」というのは辛いですね。
その点、公務員は恵まれていたなぁ…。
そして次男のお嫁さん、大きいお腹でよく頑張りました。
あと一日出勤したら産休に入ります😊
あともうちょっとがんばってね!
覚えられない名前のインド料理をたらふく食べて帰宅。
さあ、ゲームの時間です。
いや、いつもゲームをしているわけではありません。
先週、次男がこの頃はまっているという「アーク」というゲームの話をしていたのです。
そのゲームは、「恐竜たちがいる世界に生まれて、生きていくためにいろいろする」らしい。
それをしていると、「時間がとけてなくなっていく」らしい。
そして、「生きていくのは大変だということがわかる」らしい。
その上、「人間は力を合わせないと生きていけないこともわかる」らしい。
わたしはどんなゲームなのか見てみたくなり、持って来てもらったのでした。
わたしはそもそもインベーダーゲーム世代。
テトリスとかツムツムはやったことがありますが、なんというのか、あのリアルな感じの、仮想世界を動き回るようなゲームをほとんど知りません。
「アーク」をテレビ画面で見せてもらってビックリ!
なんときれいな!
空も海も山も道も生き物も人工物も精巧に描きこまれていて、しかも自然に動く!
「きれいやな~!」と私がいうと、
次男が「これはスイッチ版やから画像は荒いねん」と。
高性能のPCを使うともっときれいなのだそうで。
こんなものが作れてしまうのですね、今は。
ゲームを作る人はすごいわ!
昔はどうやって作ったのかわからないおもちゃはなかったような気がします。
子どものおもちゃといえば「積み木」か「パズル」か「ボール」か「かるた」か「すごろく」か「人形」か「けん玉」か「あやとり」か、はたまた「新聞紙の剣」や「どろ団子」や…。
がんばって「ゼンマイで動く車」とか「電池で光るベルト」とか。
大人の遊び道具といえば「麻雀」「囲碁」「将棋」…。
せいぜい「プラモデル」に「ラジコン」…。
頑張れば自分で作れるようなものでした。
今のゲームは自分で絶対作れませんね。
自分で作れないおもちゃってどうなんだろう?
と昭和の人間はチラッと思ってしまうのですが。
けれども、「アーク」の世界では、主人公(自分の分身)が生きていくために、いろんなものをつくらなければいけないのです。
食べ物を得るために、収穫の道具や狩猟の道具が必要で、それらの道具を作るためには材料集めが必要で、ようやく道具を作っても獣(恐竜)とたたかって勝たなければ肉は手に入らなくて、肉を手に入れても肉を焼くための道具が…と何をするにも「材料」と「道具」と「行動」が必要なんですね。
仮想世界に慣れていない昭和人間の私が、「アーク」に手を染めてしまったが最後、「時間がとけていく」に違いないので、深入りするのはやめておこうと思った次第です。
でも、こんなゲームを作る人は本当にすごいな~。