そろり ゆっくり
「今まで私はバタバタ急いで生きていた」ということに
五十肩やテニス肘になって気がつきました。
遅いわ!
遅すぎるわ!!
と、私の肩と肘が言います。
現在の私の肩と肘は、
「ここまでいけるか~?大丈夫か~?」と
気遣いながら動かさないと激怒します。
昔のように
私の気持ち通りには動いてくれません。
寝起きなど、気遣いを忘れることがあります。
たとえば「伸び」をしようとするときなどです。
私の肩は、まだ動いていないにもかかわらず、
私の気持ちが肩を動かそうとしている気配を感じるだけで激怒します。
朝っぱらから私は、
私の肩に大目玉を食らって縮こまらねばなりません。
今までどんなに疲れていても動いてくれていた私の肩は、
やっと「もうムリ!」と主張するようになったのかもしれません。
今は、
上着を脱いだり着たりするときも
パンツを上げ下げするときも
洗濯機から洗濯物を出す時も
それを干すときも
頭を洗う時も
体を洗う時も
体を拭くときも
高いところ(おへそより上)の物を取るときも
下の荷物を持ち上げるときも
ドアの開け閉めをするときも
「ここまで行けるか~?大丈夫か~?」
と私の肩と肘にお伺いを立てながら
そろり ゆっくり
動かします。
こんなに怒らせる前に気がつけばよかったのに、
と反省しきり。
激怒の寸前で我慢しているのは肩と肘だけではない気がします。
バタバタせずに、
イライラせずに、
そろり ゆっくりと、
体の都合をよく聴きながら生活していかねばなぁと思う今日この頃。
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