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2024.6.8 横浜の夜景を眺めながらととのう【スカイスパYOKOHAMA】



飲み会のあとに

2024年6月8日、その日は横浜駅の西口で飲み会があった。
飲み会は18時からはじまり、20時には終了した。私は家への帰路へと着こうとしたとき、急にサウナに行きたい気持ちがこみ上げてきた。
時刻は20時過ぎ、家まで帰るバスの最終時刻を調べると横浜駅東口発22時15分だった。

「サウナに行ける」

私は思った。

私は、サウナに行けるという高揚感もあったせいか、若干早歩き気味で今回の目的地であるサウナへと向かった。今回、私が訪れたのは、横浜駅東口から歩いて数分のところにあるスカイスパYOKOHAMAだ。
前回、記事に書いたときもそうであったが、最近は飲みに行ったあとにサウナに行ってしまいがちだ。
本来はアルコールを摂取したあとに、サウナに入るのは好ましくないと思うのだが、今回も過度な飲酒ではないので、そこはご容赦していただきたい。


※ちなみに前回記事で紹介したサウナはこちら、よろしければ記事も読んで頂ければ幸いです。

スカイスパYOKOHAMAへ

横浜駅東口から国道1号線を跨ぐ歩道橋を渡ると、スカイスパYOKOHAMAがあるスカイビルに到着。エレベーターで14階に上がると今回の目的地であるスカイスパYOKOHAMAがある。時刻は20時15分、2時間コースを選択し、22時頃サウナを出る予定で入った。
早速、ロッカーで服を脱いで浴場へと向かう。
浴場内は土曜日の夜ということもあり、大盛況であった。


今回訪れた SKY SPA YOKOHAMA

早速サウナへ(1セット目)

浴場に入るとまず、髪と体を入念に洗い、1セット目のサウナへと向かった。1セット目のサウナは大きめのメインのサウナで、温度は80℃程度であった。普段行っている銭湯のサウナは約90℃なので、本来なら80℃だと少し低く感じるはずなのだが、体感温度的には普段行く銭湯よりも高く感じた。1回目のサウナには約10分弱入った。そしてサウナを出たあとは、体の汗をしっかり流したあとに水風呂に肩まで浸かった。
ここで最近、自分のなかでサウナのルーティーンとなった水風呂の水温チェック。水風呂の水温計は約16℃を指しており、標準的な水風呂の温度だった。
私は水風呂に入ったあと、壁際に並んでいる椅子に腰掛け、外気浴をした。肌の表面には水風呂の冷たさが残る一方、体の芯には温かさがあった。それがまた心地よく感じた。
体の力も徐々に抜けていき、私はリラックスしている状態で周りを見渡す。浴場内にいる人々は皆、日常の緊張から開放され、自然で柔らかな表情をしている。
顔も知らない他人同士が裸というありのままの姿で同じ空間にいる。そして、人々は日々の疲れを癒し、快楽を感じる。この光景を見たとき、サウナとは改めて不思議な空間であると感じながら、私はゆっくりと目を閉じて体を休めた。

サウナから見えた景色(2セット目)

2セット目は1セット目と同じく、メインのサウナへと入った。メインのサウナの室内は暗めに照明が落とされており、奥には大きな窓があった。大きな窓からは日産の本社ビルをはじめ、みなとみらいのビルが見え、奥のほうには横浜ベイブリッジをはじめ、横浜港の景色が広がっていた。
私は丁度空いていた窓辺の席に腰掛け、窓から見える夜景を眺めながら、じっくりと汗を流した。
室内にはジャズピアノが流れており、このジャズピアノの音楽が横浜の夜景とよくマッチしていた。
視線を下に向けると、地上を走る車が小さく見え、それはまるで、ミニチュアのようであった。私はこの景色を見たとき、小さい頃ジオラマが好きで、博物館や模型店で時間を忘れるぐらい眺めていたことを思い出した。私はこの瞬間、僅かながらに童心に帰ったような、高揚感を感じた。私は幼い頃の記憶を思い出しながら、のんびりと横浜の夜景を眺めていた。

ロウリュ&アウフグース(3セット目)

2セット目のサウナから水風呂に入り、外気浴をしているとき、店員さんによるロウリュとアウフグースのお知らせがあった。私は3セットもロウリュとアウフグースを受けるためにメインのサウナへと向かった。サウナ内にはロウリュとアウフグースを受けるために多くの人が集まっていた。
少し経つと店員さんがサウナストーンに水をかけはじめる。サウナストーンからは音を立てながら湯気がたち、室内の熱気もじんわりと強くなっていった。店員さんが室内に満遍なく熱気が伝わるように、ゆっくりとタオルを回す。
室内に熱気が満遍なく伝わると、ついに店員さんによるアウフグースが本格的に始まった。店員さんがタオルをお客さんに向かって目一杯振り降ろす。店員さんが端の方から順番にお客さんに熱波をかけ始め、店員さんがついに私の目の前に立った。
店員さんがタオルを勢いよく振り降ろした瞬間、私に強い熱波が来た。
熱波を受けたあと、私の体からは汗が勢いよく噴き出した。
タオルを降り続け、アウフグースをする店員さんを見ると、顔には大粒の汗をかいている。熱波を受けた私自身もなかなかの熱気で、なかなかきつかったのだが、タオルを降り続ける店員さんは私とは比べ物にならないぐらい相当なきついだろう。私は熱いなか汗を流し、全力で私にアウフグースをしてくれた店員さんに心のなかで感謝した。

もう一つサウナへ(4セット目)

4セット目はいままで入ったメインのサウナではない、もう1つあるサウナへと入った。
もう1つのサウナはメインのサウナよりは小さめで、室温はさっきより少し高めの90℃ぐらいだった。
サウナ内は少し暗めで、暖色系の照明で暖かみを感じる空間であった。水が入ったバケツが置かれ、セルフロウリュも楽しめる。私はバケツから近い上段の席に座った。私はバケツに入った水をサウナストーンにかける。サウナストーンに水をかけた瞬間、熱気が室内に広がり、汗が徐々に吹き出してきた。
セルフロウリュを楽しみながら、4セット目が終わったあと、私は浴場から出た。時刻は21時50分だった。私は服を着て22時15分発の最終バスに乗るためにスカイスパYOKOHAMAをあとにした。


今回は一人で訪れたこともあり、ぼんやりとくだらない考え事をしながら、のんびりと自分の時間を過ごすことが出来た。次回来るときもまた横浜の夜景を眺めながら、のんびりと自分のペースでととのいたいと思いながら、私は最終バスで自宅へと帰った。

スカイスパYOKOHAMA
横浜市西区高島2-19-12 スカイビル14F
24時間営業・年中無休
浴室(サウナ含む)は清掃の為、AM8:30-10:30の間は利用不可








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