【フィルム写真】コロナという非日常時に”日常のフィルム写真”が捗った話。
こんにちは。
フォトグラファーの”ikora”です。
普段は絶景やポートレート、など雑食的に色々と撮影している人間です。
こんなウェブサイトなどを作ってたり(実は全部手打ちだったり)
非日常の到来
※MINOLTA α-sweet + AF50mmF2.8Macro + Fujifilm Velvia50
『ラブ・ストーリーは突然に』どころではなく、天変地異はアッというまに来ましたね。
僕の大学でも4月は実習が中止になりました。
※Fujifilm TeleCardia Superdate + Fujifilm C200
もし休みができたなら、以前のようにUSJに行ったかもしれません。
でもそんなことは絶対に不可能な状況に。
フィルムカメラを取り出す
ちょうど時を前後して、フィルムカメラにドハマリしていました。
キタムラやハードオフのジャンク箱から、ガチャのようにフィルムカメラを漁ってました。(大抵はワンコインで買えます。)
※Fujifilm TeleCardia Superdate + Fujifilm c200
ちなみにメインで活躍したカメラは
・Fujifilm TeleCardia
・Fujifilm Cardia Hite
・CONTAX Aria
・Minolta α-sweet
・Canon Autoboy Zoom
・Olympus pen EE2
多すぎですね笑(コレ以外にもたくさん持ってはいます)
カメラ屋に行くと必ずジャンク箱を探してしまう悪癖があります。
Let's フィルム!
今までポートレートや景色を撮ってきた自分にとっては外出が思うようにできないのは大打撃でした。
外に出るのも、買い出しと時たまの外食だけです。
たまーに人混みじゃないところに散歩も行きましたが。
※Fujifilm TeleCardia+ Fujifilm c200
※Olympus pen ee2 + Fujifilm c200
とりあえず自分の部屋を撮ってみたり、身近な環境を使い始めました。
※Fujifilm TeleCardia Superdate + Fujifilm 業務用100
※Fujifilm TeleCardia + Fujifilm c200
スーパーに行ったときにふらっと撮ってみたり。
ハーフサイズ
※Olympus pen ee2 + Kodak Portra400
ハーフサイズにも随分ハマりました。
4コマ漫画みたいな感じで、こう空間的・時間的な連続性がまた良いですよね。
上の写真だと、朝早くにプラットホームで電車を待ってる情景から、乗り込んでホッとする感じまでが続いてる気がします。
※Olympus pen ee2 + Kodak Portra400
StayHomeだったのでパジャマで過ごしたり、コンタクトも付けずに活動することが多かったですね。
「ザ・怠惰な日常」って感じがフィルム感と妙にマッチする。
お散歩
※Fujifilm Cardia Hite + Fujifilm 業務用100
今回のコロナ禍で、お散歩にハマった人も多くいるんじゃないでしょうか?
※Fujifilm Cardia Hite + Fujifilm 業務用100
※MINOLTA α-sweet + AF50mmF2.8Macro + Fujifilm Velvia50
子供の靴とかよく落ちてたりしますけど、普通に考えると不思議ですよね。
抱っこしたときに落ちたんだろうけど、その後、その子どうしてるのかなっていっつも気になるんですよね。
そう思いながら、なんとなーく写真撮ったんですよ。
(Velviaっていう一本2000円もするフィルムをこんな写真に使ってしまうという笑)
フィルムじゃなきゃダメ
※Olympus pen ee2 + Kodak Portra400
フィルムを撮るメリットは、圧倒的な速さなんですよね。
ぼくは別にエモとか流行りとか懐古主義(ノスタルジー)でフィルムをやってるわけではないです。
(まぁ最初は流行りに乗っかかったんだけど笑)
※Fujifilm Cardia Hite + Fujifilm 業務用100
デジタルもiPhoneもコンパクトフィルムカメラに比べると、1秒以上遅いんです。見ていいなっ!と思って、構えて撮るっ!
この間になにか動作が挟まると、もうやる気が削がれます。
※Olympus pen ee2 + Kodak Portra400
あと、デジタルだといい写真残さなきゃっていうプレッシャーから
「どうせこんなのとっても意味がないし」とイジケてしまい、それが却って自分の撮りたい写真から遠ざけている気がします。
無駄に家でドーナツパーティした時の写真。絶対デジカメじゃ撮らないだろうなぁ。
いつもポケットにフィルムカメラを
※Fujifilm Cardia Hite + Fujifilm 業務用100
僕は、普段大学に行くときも必ずポケットにフィルムカメラを仕込んでいます。
外出する時は勿論、常にフィルムカメラをポケットに忍ばせているのです。それは先程言った、フィルムの持つ利点です。
デジタルと比べて無駄撃ちできないように思えるけども、案外慣れると直感的にバシャバシャ撮れるのがフィルムなんです。
※CONTAX Aria + Planar50mm F1.4 + Kodak Portra400
これはプリミティブ(原始的)な写真体験だと思います。
だから日常というやつと非常に親和性が高い。
絶景みたく、人様に見せる写真も良いけれど、10年後20年後の自分が喜ぶような写真も撮りたいなと。
※Fujifilm TeleCardia + Fujifilm c200
こんな感じ↓↓で目的のある写真を撮ってもいいとは思うんだよ。
でも僕にしか撮れない写真かと言われると”ハテナ”
あとフィルムカメラのほうが、下手だろうが何故か記憶に残りやすいってのもあると思うの。
というわけで、今日も僕はフィルムカメラをポケットに忍ばせて歩いているのです。
※Canon Autoboy Zoom + Fujifilm 業務用100
(このカメラ、5つのメッセージを印字できるんです。全然メリクリじゃないのにメリクリのメッセージは笑うけど。)
最後に
如何だったでしょうか。
なんとなーくフィルムにハマって、日常を記録しまくってる日々です。
カメラは中古で漁っているので紹介できませんが、今回使ったフィルムたちをカンタンに紹介します。
Fujifilm 業務用100
僕が一番愛用しているフィルムです。
とにかく青と緑がキレイ。
ちょっぴりコッテリで、それがまたフィルムらしい。
おそらく生産中止?になったので在庫限りです。惜しいです。(といっても値段は上がりますが、ほぼ同じフィルムがあるのでなんとかなる。)
Kodak Portra400
最高のフィルム。
画質はまるでデジタルのよう。
でも色味が超絶エモい。
高い分、ここぞというときに使える。
Fujifilm Velvia 50
ポジ(リバーサル)フィルム。
現像が面倒、色味がボテッとしてる、高いで正直オススメしません。
ただ、ポジは出来上がったフィルム自体が作品という点で、上記2個のネガとは一線を画すかなぁ。
(C200を売ってるページが調べても出てこない。販売中止になった??)
ということで!こんな時だからこそ
皆さんも日常をフィルムで切り取っては如何??
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