奥田智/サッカーライフデザイナー

「全国大会出場」と引き換えにサッカーが嫌いなった育成年代! スペインに渡り感じた本当の…

奥田智/サッカーライフデザイナー

「全国大会出場」と引き換えにサッカーが嫌いなった育成年代! スペインに渡り感じた本当のサッカー!『サッカーを通して人生を豊かに』をモットーに活動している生駒FCのことを中心に、サカママとサカパパや育成年代のコーチにむけて向けの配信をしています!

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モンテネグロとクロアチアで感じたこと〜FKアドリア〜

2023.8.14〜25@モンテネグロ&クロアチア Hola!! 今回のモンテネグロ🇲🇪&クロアチア🇭🇷の滞在では、メジムレツカップ(U-14)に参加させて頂き、ヨーロッパ各国🇲🇪🇭🇷🇮🇹🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿🇸🇪🇷🇸🇸🇰🇭🇺🇵🇱🇧🇬🇨🇿🇦🇹🇯🇵のクラブと試合をさせてもらったり、各クラブの試合を見ていて『サッカーの捉え方(考え方)』が日本とヨーロッパの国々で大きな違いがあると感じました‼️ 例えば、同じ「食事」でも日本と世界各国では“食べるモノ”や“調理方法”、“食べ方”や“食

    • 🇲🇪と🇧🇦で感じたこと

      Dobar dan!! FKアドリアのスプリングキャンプに参加させて頂き、3/25〜4/4の期間にモンテネグロ🇲🇪とボスニアヘルツェゴビナ🇧🇦に滞在し、たくさんの経験を積み、多くのことを感じる10日間になりました! 今回は生駒FCの子を含む、小学生を引率する形での参加となり、子どもたちの成長を間近で感じることが出来ました! 10歳・11歳の子どもたちの感受性と吸収力は計り知れず、この10日の間でピッチ内でもピッチ外でも変化・成長が見られました! 最終日に子どもたちがこ

      • 『何でTOMOは聞いてるだけで話さないの?』

        Dobar dan!! ボスニア🇧🇦からモンテネグロ🇲🇪に戻りました! ボスニア🇧🇦にはモンテネグロ人の子どもたち11人とも一緒に行動をしました! そしてモンテネグロ人の運転手さんと朝のカフェで集まっている時に「何でTOMOは聞いてるだけで話さないの?」と聞かれました! モンテネグロ人の方からかけられたこの言葉にとても考えさせられた自分がいました! モンテネグロ人からすると素朴な疑問だったんだと思います😬 モンテネグロ人と一緒に過ごす中で感じたことは、欲に対して真

        • モンテネグロ🇲🇪2日目はボスニア🇧🇦へ移動🚌

          Zdravo!! 2日目はモンテネグロ🇲🇪からボスニアヘルツェゴビナ🇧🇦へ移動しました🚌 昨年夏に出会ったFKアドリアのモンテネグロ人の子どもたちも一緒に活動しているので、成長した姿を見れて嬉しいです😊 #約半年ぶりの再会 そして、ボスニア🇧🇦に来て2試合をしましたが、その中で変化(成長)するスピードが早い日本人の子どもたちを見ていて驚かされています‼️ この吸収する力、短期間でも変化(成長)する力も日本人の特徴の1つだと実感しました👏 日本から出ることで、日本人

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        • てんてんFC
          4本

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          “子どもたちの未来を創る”クラブ

          どうも、モンテイコマの奥田智です! 今回は現在挑戦中のクラウドファンディングに関するお知らせをさせて頂きます! ・ ・ ・ 4月より『一般社団法人モンテイコマ』として活動をしていくことになりました⚽️ *「モンテ(山)」「イコマ(生駒)」=生駒市を象徴する生駒山という意味合いがあります。 生駒市にある「生駒FC」「パルティーダ生駒FC」「ルクシア」という3つのクラブが協力し、『一般社団法人モンテイコマ』を立ち上げ、【子どもたちの未来を創る】クラブというテーマを掲げて活動

          “子どもたちの未来を創る”クラブ

          目を輝かせる子どもたちを見ていると、複雑な気持ちになる理由!

          どうも、サッカーライフデザイナーの奥田智です! 僕はサッカーライフデザイナーとして、サッカーに関わるすべての人が『サッカーを通して自分らしく生きる』ことが出来るような環境を創りたいと考えています! まず、サッカーとの関わり方は多岐にわたります! プレーすることはもちろん、コーチや審判、サポーターはイメージがしやすいですが、クラブ経営や運営スタッフ、大会運営、スタジアム(芝生)の管理、通訳やフットサル場の経営・運営、スポンサーなどなどなど、サッカーとの関わり方はたくさんあ

          目を輝かせる子どもたちを見ていると、複雑な気持ちになる理由!

          親が最初に<身につけたい力>とは、、、

          こんにちは。 モンテイコマの奥田智です! 今回は、<親が最初に身につけたい力>について考えてみました! 僕たちは、子どもが産まれて初めて“親”になります! なので、誰もが“親”として1年目の初心者ということを理解し、子どもについて、子育てについて、教育について学ぶことが必要だと思います! そこで、“親”が最初に<身につけたい力>があるとすれば、 【子どもを待つ力】 かもしれません! 子育てをしていると、上手くいかないことがたくさんあると思いますが、、、 誰もが

          親が最初に<身につけたい力>とは、、、

          子どもの自律性を育むために必要な“待つ”こと!

          どうも、生駒FCの奥田です! 今回は子どもの自律心を育むために大切なことを考えてみました! ・ ・ ・ 子どもの自律心を育むために大切にしたいこと・・・ それは『待つ』ということです! 子どもと関わる上で大事なことは、「出来るようになる時期は、子ども自身が決める」ことを親が(大人が)知っておくことです! よその子と比べて、どんなに遅れているように思えても、焦らないでください! 『待つ』ということは、ほったらかしにするということではありません! 僕たち大人も同じで

          子どもの自律性を育むために必要な“待つ”こと!

          サッカーコーチに伝えたいこと!

          どうも、生駒FCの奥田智です! 今回は育成年代の(子どもの)サッカーに関わる大人の皆さん、特にコーチの皆さんにお伝えしたいことについて書かせて頂きたいと思います! コーチにとって何よりも1番大事なことは『子どもと対等な関係を築くこと』だと感じています! (サッカーの勉強をしていて、「サッカーとはどのようなスポーツなのか?」を知っていることもとってもとっても重要だという前提の上で。) サッカーの勉強をしていて、技術や戦術について詳しく“サッカーを上手くさせる”コーチより

          サッカーコーチに伝えたいこと!

          子どもを“私物化”しない!!

          Hola a todos!! 僕が大切にしたい価値観について改めて考えてみました! なぜ今のような思考になっていて、なぜ今のような活動をしているのか?! ・ ・ ・ 『主体的に取り組み、心からサッカーを楽しめる環境を創りたい!』 『何歳になってもサッカーを続けられる環境を創りたい!』 そして『子どもが尊重される社会であり、誰もが人生の主人公となり自分らしく生きられる社会を創りたい!』 これが僕の中で大切にしたい価値観であり、これらを叶えるために活動の幅を広げ、影

          子どもを“私物化”しない!!

          「子どもたちが育つ」環境や仕組み作りへのシフトチェンジ!

          Hola a todos!! 保護者の皆さん、コーチの皆さん! 『上手くなるために』 『試合に勝つために』 と躍起になって、子どもにプレッシャーをかけていませんか? 表現力豊かで、いつもサッカーを楽しんでいた子が、いつからかサッカーを楽しめなくなり、練習を休むようになる! そのような子をこれまでに何人か見てきたことがありますが、、、 原因としては、お父さん、お母さんからのプレッシャーや、コーチから怒られることで、自分の発想に基づいて自由にプレーする(サッカーを楽し

          「子どもたちが育つ」環境や仕組み作りへのシフトチェンジ!

          子ども対して「ごめんなさい」を言っていますか?

          Hola a todos!! 《子どもに「ありがとう」と「ごめんない」を言えるようになってほしい》 そう考える親御さんはたくさんいらっしゃると思います! 「ありがとう」と「ごめんなさい」は、人間関係を作る上で非常に大切な言葉だと思います! どうすれば“その言葉を適切に使える子に育てる”ことができるのでしょうか? 1つの例として、友達とのケンカの際に「ごめんなさい」を無理やり言わせるようなことがあると思います! #とりあえず謝って解決する しかし、“無理やり言わせる

          子ども対して「ごめんなさい」を言っていますか?

          『外でいい子、家でワガママ』という子は安心です!

          Hola a todos!! タイトルになっている『外でいい子、家でワガママ』という子に対しての考え方にとても助けられたので共有させてもらいます♪ 『外でいい子、家でワガママ』という子は、自主性があり、自己主張のはっきりしたタイプのお子さんだということ! その個性を上手に伸ばしてあげることが大切な仕事だと思います! 人前では、感情をコントロールしてみよう処すことができているので、何も心配は入りません! 親の前で、ワガママなのは親を信頼し、親に安心できている証拠です!

          『外でいい子、家でワガママ』という子は安心です!

          野菜の種に水を与えるように、自律できるまで繰り返し伝え続ける、それが“しつけ”です!

          Hola a todos!! 皆さん、子どもを怖がらせて黙らせることは、正しい“しつけ”でしょうか? 子どもは、恐い人の言うことを聞きます! しかし、それは「恐くない人の言うことは聞かなくて良い」という事でもあります! また、過去の犯罪者の成育歴をたどると、親が恐怖を伴った“しつけ”をしていたケースが多く見られます! 僕自身も実感していますが、叱られることで身につくことは<叱られなければいい><バレなければいい>という考え方です! そして、そういった気持ちが犯罪行

          野菜の種に水を与えるように、自律できるまで繰り返し伝え続ける、それが“しつけ”です!

          大人が子どもについていけていない?

          Hola a todos!! 子どもたちが“好きなこと”“自分がやりたいこと”をひたすらにやると、どうなるのか?! 小学校に通っていると、カリキュラムに沿って《◯学年の◯学期には何を勉強する》ということがある程度決まっています! 一方でフリースクールに通う子たちは、自分の好きなことに取り組み(自分がやりたいことをやる・遊ぶ)、自分の興味や関心に沿ってやりたいことを学んでいきます! なので、1年後にはどんなことを学んでいて、どれだけ成長しているかは予想が全くつきません!

          大人が子どもについていけていない?

          【厳しくする🟰叱る・苦しみを与える】ではない!

          Hola a todos!! 僕が高校時代に経験した毎日のように“怒られた(叱られた)”こと、その“苦しみ”によって自分は成長できたのか? 「あの苦しい3年間があったから今がある」という言葉に対する違和感をすっと抱いていました! 絶対的な権力を持った先生(監督やコーチ)がいる中で、OB会で元Jリーガーの方が(冗談で)「我らが天皇」と言われていた存在がいる環境下では<主体的><自律的>な取り組みはありませんでした! そんなことが出来る余裕や隙がないので、考えることすらあ

          【厳しくする🟰叱る・苦しみを与える】ではない!