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ゴミ拾いは気づきの訓練になる

私は裕福な家庭で育っていない。
特別な才能や能力を持っているわけでもない。
育ちがいいわけでもない。
運がいいような出来事があった記憶もない。

やるべき事をしながら
ただただできる事をして
したいことをほんの隙間でして
人生の時間を過ごしてきたように想う。

そんな私が前回の話にあるように
霊視をしてもらった女性の話を聞いて
やってみようと思った事がある。

その霊視の女性が語る
能力が目覚めたきっかけ
はじまりについて話を聞いた
内容に感化されたのである。

霊視をしてもらった
先生を彼女と表現させてもらう。

彼女は降ってくる言葉に従った。
「排水溝」
「ごみ」
きっとその他もなのだろうがその言葉を初めは無視する。
あまりにしつこいから行動する
行動すると次が訪れる。
とても人間的で普通だと思った。

しかし、その言葉は続き身を委ねて
従い続けると…突然
色々なものが見えるようになったそうだ。
まずは全てが繋がっているところから始まる。
キラキラと輝いて視えたとのこと。

その掃除は
身の回りを”整えろ”とメッセージを伝えているようにも思える。
それは
自宅から外へ広がっていった。

朝の散歩のついでに
ゴミ拾いが始まったらしい。

そして気がつけば現在に繋がっている。
(視えるようになる?受け取ることができる仕事をしている)

その話を聞いて
やってみたくなった。
それだけではない。
先生:「あなたも見えているはずですよ」と言われた。
私:「瞑想できないんです」と答えると
先生:「瞑想は必要ないですよ。」ときっぱり…
なので、やれることの一つ
犬の散歩のついでにゴミ拾いを気がつけばやってみるか!
ぐらいな軽いノリですることになった。

今現在
5日目のゴミ拾いが終わった朝である。
軽いノリでやっているのだが
驚くほどの気付きがある。
気付きとは、ただ”気がつく”のである。
気がつかなければ私は拾わない。
ゴミに気が付かなければ私は知らないまま終わる。

まぁ!これまで犬の散歩を13年してきたけど
同じように歩いていたはずなのに
たまに目についたぐらいなのに…
今日はタバコの吸殻がやけに目についた。
小さなトングで拾うと
(触れたくないからトングを活用(笑))
なんだか携帯のポケモンGO!の
ゲーム気分になってくる。(笑)

”気がつく”のはゴミばかりではない。
やってみてわかる様々な気付きがある。

誰かの目を意識して
ゴミ拾いをしているわけでもなく
ボランティアの集団で
仲間と一緒にしているわけでもない。
人に気を使わなくていい。
繋がりが人から始まる活動や行動である。

だからなのか?繋がりが
この街と、ゴミと私だけになる。
きっかけは犬の散歩なだけ…。

だからこそゴミ?
ゴミとゆう言葉さえも
それでいいのかわからないのだが
ゴミと言う物体が
あるべき場所。
ゆくべき場所を求めているのかもと思えたりする。

缶は缶の仲間のところへ
煙草の吸殻は煙草の吸殻の集まる場所へ
そして再生されまた形を変えて始まる。

そんなことを思ったりする。(笑)

それだけではない。
今日の思考はおもしろい。
私に「瞑想は必要ない」と言った言葉が蘇る。
確かに!なぜ必要ないのか?わかった気がした。
心が乱れていればもちろん必要である。
今の私は「現実的な事での感情の乱れはない」だから
必要ないのかもと思えた。

誰かが気になるとか
現実的な問題を抱えているとか
迷いや不安よりも
ゴミの行く末を物質として感じているのだから
現実的ではない。(笑)

もう一つ
言われたセリフも思い出し
納得したりの気付きもあった。
先生の「あなたはもう見えますよ」のセリフ。

私の視えるは
”気づき”なのかもしれない。
直感としての視える気付き。
ただ、私には噛み砕く癖がある。
言葉が降ってくるとか
聞こえるとか視えるとかではない。
噛み砕く(分解して組み立てる)みたいな
そんな気づき方の人間なのかもしれないと…(笑)

そう思えるのは
潜在意識を開花する
能力を手に入れるために様々な集まりや物品がある。
もちろんその力も否定はしない。

しかし、足元から
身近なことから身の回りから気づかなければ
目に見えない世界へのアクセスは危険だということである。

神様で言えば天を仰ぐ前に氏神様(歩く地面)だったり
住んでいる場所。いつも歩く場所。
トイレ、キッチン、浴槽、部屋。デスク周り
私達はもっと身の回りに意識する事が大切なのかもしれない。

身なりを高級なもので身に纏う前に
自宅にある使わないもの不必要な眠っているものを
処分することは大切である。
断捨離の大切さがすごく納得する事に気がついたりする。
量子物理学から物体は分解されまた再生される。

話を戻して
なぜ瞑想が私には必要ないのか?
すごく納得した5日目のゴミ拾いでした。
視えるようになりたいわけでもなく
視えるようになる為にゴミ拾いをしているわけでもない。
もしも先生のように視えるように成なる為にしていたなら欲が入る。
人間だから欲があって当然ではあるが…(笑)
視えたら違う意味で忙しくなりそうね。(笑)
(走り回らなければならない(笑))

目に見えない世界に関わることは
自分の中の潜在意識だけではなく身近な
見えない世界を素直に受け入れる事ができてこそ
なのではないか?と思ったりする。

細かく噛み砕くと(笑)分子まで分解して
あるべき場所に戻るにはと思ったりする。

だから一人ゴミ拾いは
氏神様(大地)のお試しに思えてならない。

「おめ〜はゴミという名の
なんの得にもならないものをキャッチできるのか?」と
「おめ〜の世界では汚くて、ポイントや特のない行為が
真心でできるのか?」と言われているような気がして笑えた。
↑私の妄想。
私:「気がつけばやるけど、気が付かなければ
目に入らなければ知らんし…」の気持ちで歩いていると
今日はタバコの吸い殻のオンパレードで
小さなトングが大活躍だった。

今現在、私達の世界は物が溢れていて
自己中心的で視えるものが全ての時代を生きている。

しかしその様な世界は終わりを迎えようと
しているのではないかと想う。
なぜなら
こんな普通で何も能力や視える力などない人間の私が
そんな目に見えない世界に触れて
一人ゴミ拾いして
この世の気付きで笑みを浮かべているのだから…(笑)
トングを持ちながら…(笑)










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