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サステイナブルとは?!


こんな動画を見つけたよ。

ここで、おときさんがとっても素晴らしいことを仰っていたので
そこの部分を書き起こしてみます。あ、文字おこしではなくて
まとめちゃうんですけど。。動画の13分あたりからです。


おときさん)バリに行った時にね、今日着てる衣装みたいな
白と黒の模様の布をね、樹木に貼り付けてるの。
白黒の幕なの。全く今きてるパンツみたいなテキスタイルなのね。
何でかな〜?と思って聞いたのね。

悪い神様と、いい神様は同じ数いる。っていう意味なんだって。
それが、バランスが取れてればいいんだって。

だから、白い、いい神様と、黒い、、悪い神様は
同じ数だけいます!って意味なんだって。

斎藤先生)確かに、今は、資本主義が黒い神様だとして、
じゃあ、これを全部、白い神様、例えば、共産主義とか、コミュニズムに
全部変わらなければいけないんだ!変えてやれ!っていうと
それもまた、、、

おときさん)それじゃあ、冷戦時代を表しちゃうもんね。あはは
斎藤先生)同じくらいの均衡が大事なんですかね?
おときさん)今は資本主義に負けちゃったから、世界は真っ黒ですよ。
あはははは〜。

おときさん)それでね、思ったのよ。
今は、持続型社会とかいうじゃない。
つまり、プラスに何か産むものと、失われていくマイナス。
滅亡させていく力と、生み出す力。
死と生ですね。多分。死と生。

生まれてこようとする力と、終わっていこうとする力
これらがイーブンであるということ。それがサステナブルじゃないかしら?

資本主義は、人の営みが、必ず利益を生まなきゃいけないという理論。

白と黒がバランスよく同じ数だけ存在してたらそれでいいんですよっていう
アジア的な、何千年にもわたる考え方は、全部、循環してるのよね。
生み出しては無くなっていく(わたしは諸行無常を思い出しました)

消費して失ってまた作られていく、、それがイーブンで存在している。
そういうのが宇宙の正しさですよっていうのを表してるって思うのね。

それに対して、資本主義は必ず、プラスを生み出していかなくちゃいけない。
だからイーブンでは、利益が生まれない。 

斎藤先生)うん。うん。それがさっき仰られた、マルクスは
大乗仏教(おときさんの夫さんがかつて言ってたらしい)っていうのにつながっていくのかも。

マルクスも、人間は自然の一部であり、そこで消費し、しかしまた自然に戻っていく、そういうサイクルの中で循環している といっていた。
でも資本主義は、増やしていく、利益をあげ続けていくという運動だから、
自然を支配していく、そういうのが世界を覆って自然を破壊していく。

おときさん)マルクスはさ、赤いマルクス(労働者のための)という他に
緑のマルクス(サステナビリティ)でもあったわけ。

赤いきつねと緑のタヌキを真っ先に思い出しちゃったけど
両方好きです。関係ないけど。。。

おときさんの女性らしい柔和な感性、人間としての強さ、
アーティストとしての鋭さ、そして聡明さね。

斎藤先生は、大好きな学者さんですが
頭脳明晰なのはもちろんなんですけど、感性も豊かですね。
この動画見てて思った。マルクスから大乗仏教とかバリの話に飛躍してさ、
ちゃんと理解し感じて、そして意見を述べられるって
すごいひとだわぁと改めて好きです。実年齢はずっと下の方ですが、
わたしも斎藤先生見習っていきたい。同じ女性としては
おときさん。。。うーん。あんな風に強く柔らかく聡明に、、、

どうかな?

まあ、わたしはわたしなりの
強く、しかも柔和で感性豊かで鋭くありたい。

ということで。とても良い動画です。



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