6月11日(ZOZOマリンスタジアム)14時開始予定のロッテ最終回戦のみどころ

予告先発は広島が黒原(0勝0敗)、ロッテが佐々木朗希4勝1敗)

きのうのデーゲームのスタンド風景、その素晴らしさとゲーム展開の面白さが一体化していた。コロナ制限なし、ならではの選手とファン一帯の闘い。

SNSでの誹謗中傷が社会問題化する中、本来あるべき姿とはどういうものか?逆に女性トラブルなどがネット社会において頻発する選手側はどうあるべきか?けっきょく個人個人の資質の問題になる。

さて昨日は森下と本前の両先発だったから勝てる可能性が高かったはずなのに敗れた。きょうは黒原と佐々木朗希だから、予想は逆になる。

黒原は、これまた投げてみないと分からない。

6月3日のウエスタン・リーグ、中日戦(由宇)で5回3安打無四球5三振と文句なし、の内容で一軍再昇格。二軍レベルでは格の違いを見せつけるようになった。

前回、二軍戦は5月19日のソフトバンク戦(筑後)。この時は6回3分の2、5安打1失点。9つの三振を奪って一軍に呼ばれたが5月26日のヤクルト戦(マツダスタジアム)で四回途中、3失点KOされた。

この時、序盤3回で5つの三振を奪った。上でも十分通用する球を持っているのに、それを生かし切れなかった。

大学野球では通用してもプロではダメ、はよくある話。一方で、森下のようなお手本がチーム内にはいる。

その時々の状況や自身のコンディションに合わせて長いイニングを投げるには、基本形の習得と修正のための引き出しが必要。それを黒原が持ち合わせているかどうか?

うまくハマれば五回、六回と投げられるだろうし、そうでなければ早々にKOされるかもしれない。

佐々木朗希はその真逆で21歳にして自分のスタイルを確立済み。

真っすぐが50%以上、フォークが3割ちょっと、あとは高速スライダー。どの球種も相手が右でも左でも被打率1割前後で穴はない。

ここまで7試合に先発、ソフトバンクと3度当たっている。

ソフトバンクの中では柳田8打数4三振、栗原6打数打席4三振、近藤は6打数6三振(名誉のために付け加えると1犠飛あり)。こういう数字を見せられると、お手上げ…

一方で中村晃は7の3、牧原も6の2。ただしソフトバンク戦で佐々木朗希から長打を放ったのはこの牧原の三塁打だけ…

しか本拠地ZOZOマリンではここまで4試計25イニングを無失点。龍馬、秋山、松山、坂倉、田中広輔らでいったい何本ヒットが打てるのか、何度塁に出ることができるのか?
 
先週日曜日の佐々木朗希は阪神相手に6回1安打10三振ピッチングも5死四球で今季初の負け投手。参考にしていけど、あまり参考にならないかも…

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