交流戦、やっとオリックス戦連敗止めた広島の対ソフトバンク戦勝率・305は全12球団中「最低」…

6月2日(マツダスタジアム)18時開始予定のソフトバンク1回戦のみどころ

予告先発は広島が床田(4勝3敗)、ソフトバンクが和田(4勝1敗)

まずは天気。広島市内は明け方からかなりの雨量。予報は午後6時まで50%、そのあと10パーセントから昼過ぎにはそれぞれ60%、20%になった。広島県内の雨量は予想を下回る一方で、四国の一部や和歌山県などには昼前後から線状降水帯がかかっている。

チケットは内野自由席以外完売しており、プレーボールがかかるのは間違いない。


さて野球の話で言えば、4勝0敗、防御率1・75の床田と、4勝1敗、防御率2・73で目下2連勝中の和田の投げ合いだから好ゲームとなるか…

床田は5月16日のDeNA戦(横浜スタジアム)以来の出番となる。左肘炎症で17日に抹消され、回復に努めてきたが、こればかりは投げてみないと分からない。(この言い回し、昨夜のコルニエルにも使ったが、実際そうだった…)

和田は42歳にして、その若々しい肉体を維持する超人的左腕。交流戦通算26勝は歴代2位タイ。同1位ヤクルト石川とは1勝差で2003年に現役スタートだから交流戦の歴史とともにある。

 
今さら紹介するまでもないが交流戦は読売のドン、ナベツネさんたち一部球団経営者らの“エゴ”により、大騒動を巻き起こした2004年の「球界再編」を反省して誕生した。
 
このころ、ケータイにi-modeなど新機能が誕生、やがてスマホの時代となり、地上波プロ野球中継の価値が下がり、国内新聞部数が急速に減少、だからナベツネさんが動いた、ということもここに明示しておく。
 
実際、昨今の新聞業界は壊滅目前、地方民放局も同じ運命…、だって中高生も大学生も新聞なんて読まないし、テレビもろくに見ませんから…

 
2005年スタート。2020年のコロナ禍による中止があるから今年が13回目となる。
 
昨季まで3大会連続最下位のカープは計6度もドンケツに沈んでいる。ただし2005年は最下位が誕生したばかりの新球団・楽天でカープが11位。よって実質、カープは7/13、半分以上も12球団の底…どういうこと?
 
こうしてみていけばカープが弱い原因が球団体質にあることが浮かび上がってくる。スカウト力のなさ、情報分析力の弱さ…
 
現場を預かる人たちは大変だ。メディアはこのことにまったく触れようとしないので、このチャンネルでは明言しておく。
 
今回、やっとオリックス戦連敗記録を止めたが、昨季までのオリックス戦通算成績は24勝40敗1分け、勝率・375。
 
しかしソフトバンクとの相性はさらに悪くて18勝41敗6分けの勝率・305。この低率は他の11球団のどの対戦成績よりも悪い。ホント、何とかしないと!

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