一級建築士試験対策 建築作品実例集【学校編】
一級建築士試験で問われる、学校関連の建築事例を写真と過去問付きで分かりやすくまとめました。
一部順番を入替えていますが、ほぼ年代順での記載になります。
過去問の出題年と問題番号は、特記無い限り基本的には一級の計画のものになります。
また、誤りの選択枝については、正となるよう改変してある為、ここに記載の過去問の解答はすべて正となります。
学校
加藤学園暁秀初等学校(槇総合計画事務所)1972年
(H18年 No.12)
「加藤学園暁秀初等学校」(静岡県沼津市、1972年)は、学習センターを中心として、オープンクラスルーム(16m×16m)と特別教室を中庭を介して配置している。
東浦町立緒川小学校(田中・西野設計事務所)1987年改修
(オリジナル )
東浦町立緒川小学校(愛知県)は、教室の廊下側の壁を取り払ったオープンスペースによる施設計画がなされている。
宮代町立笠原小学校(象設計集団)1982年
(H18年 No.12)
「宮代町立笠原小学校」(埼玉県、1982年)は、クラスルームの床面積を通常の約1.5倍とし、クラスルーム内に畳コーナー、ベンチ等のあるアルコーブを設けている。
目黒区立宮前小学校(アルコム)
(H18年 No.12改)
「目黒区立宮前小学校」(東京都、1985年)は、オープンスペースをメディアスペース(VTR、スライド、OHP学習コーナー等)と組み合わせた計画が特徴である。
浪合村立浪合学校(湯澤正信)
(H18年 No.12)
「浪合村[現在の阿智村]立浪合学校」(長野県、1988年)は、ランチルームに音楽室を隣接させてオーディトリウムの機能をもたせて地域の利用も可能としている。
(H14年 No.12改)
浪合村立浪合学校(長野県)は、村の教育や文化活動の中心施設として、保育園、小学校、中学校と公民館を併設している。
千葉市立打瀬小学校(シーラカンス)1995年
(H18年 No.12)
「千葉市立打瀬小学校」(千葉県、1995年)は、クラスルーム、ワークスペース、アルコーブ、中庭等をひとまとまりにした空間を、低、中、高学年ごとに配置し、多様な学習展開への対応を図っている。
棚倉町立社川小学校(近藤道男)1997年
(H18年 No.12改)
「棚倉町立社川小学校」(福島県、1998年)は、クラスルーム、オープンスペース及びテラス等を、低、中、高学年ごとにまとめたユニットとし、各ユニット、多目的ホール及び屋外劇場を、中庭を巡るスロープで結んでいる。
公立はこだて未来大学(山本理顕)2000年
(H21年 No.17)
公立はこだて未来大学(北海道函館市)は、吹抜けの大空間に面して、機能を特定しないスタジオを雛壇状に設けている。
福岡市立博多小学校(シーラカンスK&H)2001年
(R3年 No.15)
福岡市立博多小学校(福岡県)は、オープンプラン型を採用し、旧来型の職員室の代わりに壁のない教員コーナーやワーキングスペースを設けることで、複数の教員で児童を見守ることのできる空間整備が行われた。
ふじようちえん(手塚貴晴・手塚由比)2007年
(H23年 No.16)
ふじようちえん(東京都立川市)は、屋内の間仕切壁が少なく、引戸の多用により屋外ともつながる広々とした空間の上に、自由に走り回れる円環状のウッドデッキを設けた屋根がある幼稚園である。
立命館大学大阪いばらきキャンパス(竹中工務店)
(R3年 No.15)
立命館大学大阪いばらきキャンパス(大阪府)は、工場跡地において、官民が連携し、防災公園と一体化して計画された。
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