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落語自主稽古「二人ぐせ」編
先日、落語仲間と11月21日の発表会に向け自主稽古をおこなった。前回までの稽古時に文華師匠から指導された点の改善と、演じた内容が聴き手に伝わっているのかを確認することを目的とした自主稽古であった。
「いらち俥」の森田さんは、人力車の手すりの持ち方
「二人ぐせ」の伊藤さんは、噺前半の、詰まろかなの解消
各々の課題を確認し、部分部分、演じている意図と受け取った意図を確認した。二番手は伊藤さんの「二人ぐせ」でした。
前回の稽古では、噺の後半を繰りかえし練習していたこともあり、後半はスムーズで、前半は詰まってばかりでした。そのあたりが解消されているかの自主稽古でした。
少し、詰まっていた部分はあったものの、前回稽古からかなり改善されていました。後半がおもしろいだけに聴き手の聴く気を削がないように進めることが大切だなと伊藤さんの稽古をみて、そう思いました。
ひととおり稽古を終えたあと、文華師匠の指導を思い出しながら細かな部分をチェックしました。また登場人物の役の設定や意図を確認しました。
伊藤さんには飛び道具があります。この飛び道具が鉄板で面白く、どうやって活かすかなどを話し合いました。いやあ、この作業たのしい!
話し合ったのち、修正部分の稽古を見せてもらうと、めっちゃオモロい。飛び道具がイキイキしていました。オモロい通り越して、ズルい。そやけど人のオモロいのんは、なんかくやしいな。けれども、どんどん面白くなっていくさまを間近で見させてもらえるのがが関わっているものの特権だなと思っています。
発表会まであと10日。本番が待ち遠しい。
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。