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【仮説プットその1】間はあらゆるものを溶かす
仮説プットとは、
インプットとアウトプットの間には考えたことがある(はず)。その考えた段階で発信することを【仮説プット】と名付けました。(だっさいネーミング)仮説状態でプットすることがアウトプットの精度を上げるものであるという考え方になります。詳しくは過去記事をお読みください。
https://note.com/ikkyo_note/n/ne83a107b669c
間はあらゆるものを溶かす
間って落語のあれです
間とは、落語だとかでよくある、話と話の間に置く間のことです。ぼくは落語を12年ほどやっていたのですが、落語のとても大切な技術として”間”があるんですね。
間があるから、間があるから聴き手であるお客さんも話し手の演者も話の一息つけます。その間があるから、笑いを生み出すことができます。
人との対話でも
人との対話の中でも間があるのとないのとでは、対話の質が変わってくると考えています。これは落語で間の大切さを実感したことからとても意識して対話を進めています。これまで家族との対話では、間なんかほとんど存在していませんでした。(特に奥さんの話は反射的に打ち返す、そして子どもからは反射的に打ち返される)
間をとって、聴くだけ
でも、間をとって聴くことだけで、話し手である家族は、気分良く話しますし、また、話したことを自分の中で反芻して、考えることになるとわかりました。またセンシティブな内容であっても、間をとって聴くと、笑いになっていることもあるんですね。(このへんは別途仮説プットします)
間を仮説プットする
ここからは仮説ですが、
間をとるって、そこに在るあらゆるものを溶かす作用がある(あるあるばっかり)と考えています。考え方であったり、とらえ方であったり、人間関係の距離感にぼくは注目しています。
固定されていたものが、間をとることで、溶け出して変容していくイメージです。家族関係でいうと、反射的な会話だった我が家は、間をとって聴くことにより、各々が本当に主張したいことや主張した内容を自分自身で内省するようになり、内省することで主張したい内容の精度が向上し、より中身のある対話になっていると感じています。
時間を味方につける
間を扱えるようになることで、時間という概念を味方につけることができるようになると考えます。時間をつかって、笑いを生み出し、時間をつかって、内省をうながす。ぼくは落語で培った間の技術を家族間に転用して実感しています。
ただ、まだ仮説段階なので、仮説プットを通して検証を深めていきたい。
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