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稽古には3つの眼が必要だった

今回、発表会までの稽古は不足していた。結果として稽古量はいつもと同じくらいだったが、何か稽古が不足していたように思う。

やっぱり、自分を観ながら稽古していなかったことになるか。動画を観てそう思った。おもろい表情や目線や仕草など、チェックが少なかった。また事前に動画を撮って確認することも怠った。

いつもは等身大の鏡とコンデンサーマイクを使って仕草と声のチェックをしていたが、今回はそこの稽古ができておらず、客観的に自分を観る機会がこれまでとくらべて圧倒的少なかった。

いかに客観的に自分を観る機会が必要かを痛切に感じた。ここは面倒でも確実にやろう。

稽古で大切なのは、客観的な眼で自分が観られるかであると思う。落語の稽古でいうと、3つの眼が必要だと感じた。

①プロの眼
 文華師匠からの指導のこと
②観客の眼
 観客の立場からフィードバックをもらう
③自分の眼
 自分で確認できる工夫をする

今回よかったことは、3つの眼の概念が認識できたことである。次回からはこの3つの眼を意識して稽古を組み立てよう。

もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。