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【仮説プットその3】「今」に意識を置くと上手くいかない
仮説プットとは、
インプットとアウトプットの間には考えたことがある(はず)。その考えた段階で発信することを【仮説プット】と名付けました。(だっさいネーミング)仮説状態でプットすることがアウトプットの精度を上げるものであるという考え方になります。詳しくは過去記事をお読みください
今回のお題は、意識です。
よく、「今に集中しろ」とかって言われることがあるかと思います。ぼくも「今に集中して」を意識して行動していました。
合気道を12年ほどやっているのですが、意識を「今」に置いていると、「今」のことを意識するために、技に入ったときにはすでに意識と行動がずれてしまって、相手に当たってしまうんですね。
それで、指導いただく先輩から、「力を抜いて」と言われます。力を抜くことを意識すると、結局「今」を意識するため、力は抜けるは、行動はずれるはで、さらに技にならなくなるんです。。
落語でも同じことが言えて、セリフを意識していると、意識と口がずれてまし、うまく話しができなくなります。それどころか、思い出しながらになるので、聞いている側も、聞き取りにくくなるんです。
今回の仮説プットは意識を今に置くと上手くいかないということです。うまくいくようにするには、逆説的に意識をしないことになります。
落語でいうと、噺の台本を意識せずして、話ができるレベルまで覚えておくことです。合気道でいうと、意識せずして、技が繰り出せるようになることです。
「集中して」の意識は無用であると考えます。むしろ害にしかならない。では、意識せずしてできるようになるには、どうすればいいのかというと、
稽古しかありません。反復するかインパクトと用いるか、その両方か。
その稽古するに、今に意識を用いると、同じこととなってしまい稽古も上手くいかないので、ここをどうすればよいのかを実験、検証している最中であります。
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