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炎症とは何か?

自分の身体が炎症を起こしてしまう、それはただ事ではない。にも関わらず、日本人の大半が私は花粉症ですとあたかも当然ですみたいに語っている。身体が炎症を起こすのは、当然でも無ければ通常の出来事でも無くて、緊急を要する異常事態なのです。

例えば花粉症とは鼻粘膜の異常だが、それは恐らく「スギ花粉」が引き起こしたと決められている。スギ花粉を毎日食べて、スギ花粉の食べ過ぎで花粉症になった訳でも無い。自分がアレルゲンを含む食材を食べ続けたせいで、自分の身体に炎症が起きたのです。例えば、そばアレルギーとかピーナッツアレルギーは、それらの食材を食べたせいで発症する。そしてそれは単に自分の人体レベルの拒否反応では無くて、プラセボ効果も含んだ物質的精神的総合作用なのです。その証拠に健康に良いはずのバナナも、これは貴方の身体に個人的に有害ですと催眠術を掛ければ、簡単にバナナで死んでしまうこともある。人間は其れ位騙され易い生き物なのです。

自分の身体に炎症が起きている兆候は、先ず身体表面に症状として表現されます。つまり、身体は自己表現として皮膚表面に異常を報せている。

詰まりそれは、自分の身体内部に異変が発症していることを示唆している。だが、肉眼では体内の異変に気づかない鈍感な人も少なくないから、まず体表面たる皮膚にシグナルを点灯させて知らせてくれるのです。

この世は嘘で形成されているので、この炎症、この鼻炎は花粉のせいですと言えば、人々は簡単に信じてしまいます。こうなると、小麦のせいかもしれないとインフォメーションを与えても聞く耳を持ちません。そして医者の言いなりになってお薬を常用する薬漬け人生がスタートします。それも人生です。生き方色々十人十色です。

皮膚の炎症だから、皮膚にお薬を塗る。それは解決策なのか、それとも対処療法なのか?私は個人的にその炎症は、貴方の腸内環境が引き起こしていると考えます。でも腸内環境って個人個人違うから、一般論では改善し難い。安倍元総理が潰瘍性大腸炎を患った時、現代医学はお薬による対処療法しか出来なかった。腸内環境の改善は其れ位難しく奥が深い。パンダが何故笹の葉を消化できるのか位に未知の領域です。だから、腸内環境は地球環境よりも大事なのです。宇宙ゴミを心配するより自身の腸内環境の研究に各自が没頭すべきなのです。

何を食べた時特に鼻水がヒドイか、それを経験則として積み上げていく。自分が習慣的に口に入れる物が一番怪しい。意外にも、水分補給のし過ぎで、体内のミネラルバランスが崩れ、炎症を引き起こすケースもあります。

南国の湿気の多い地方だと、樹の幹に普通にカビやコケが生えます。人の皮膚も同じで、湿気と乾燥のバランスを考慮したい。かぶれ易さとかです。

体質改善と簡単に口にするが、腸内環境の改善に努めましょうと声高に言う人は少ない。腸内環境とは、菌との暮らし、菌たちとの共生であり、殺菌や滅菌に血道を上げる現代社会とは、価値観が根本的に異なります。結論、「汝の腸内細菌を愛せ。」

今日まで「汝のガン細胞を愛せ」と言った医者は居ません。ガン細胞を敵視し攻撃するのが現代医学です。本当は「愛が足りない」から、ガンになって警告を発してくれているのです。自分を「憎んでいる」から身体に異変が起きる。詰まり「自分の心が憎しみに凝り固まり、その凝りがガン化する。」ガンって低体温と低酸素と言った環境に体細胞が適応した結果の産物です。色んな説が有ります。はてさて医者を信じるか、自分を信じて生きるのか。

兎に角、お薬を常用しても炎症が改善しないなら、別の手を考えたい。そもそも病気は、治療により治癒するのでは無くて、元の健康な状態に「戻してあげる」のだと言う人がいます。

戦後日本の食は欧米化した。だが日本人の人体は、その欧米化にまだ適応し切れていません。だから、インシュリンの分泌が少なく、直ぐに糖尿病になる。人体の進化や適応には時間が必要なのです。

この食生活食文化と人体の消化メカニズムのズレ、即ちタイムラグにより身体に炎症が起きやすくなっている。

「腹も身の内、腸も身の内」、本当ですね。





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