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飲み会で癒やされる人、一人ぼっちで癒やされる人。

あなたは外向的ですか?内向的ですか?と聞かれたとき、ぱっとこの質問に答えられるでしょうか。

簡単に説明すると、「休日は友達とBBQ!」「よっしゃみんなで飲み会行こうぜ!」が外向的な人。「カフェで読書してるのが幸せ」「ちょっと一人の時間がほしい」が内向的な人です。

自分の外側(=イベント、友達)からハッピーを感じるのが外向的、自分の内側(=考える時間)からハッピーを感じるのが内向的、という感じでしょうか。


で、ぼくは純度100%の内向型人間です。別に会話が苦手なわけでも暗い人間でもないですが、外部からの刺激にあまりハッピーを感じません。むしろ、さっさと家に帰ってひとりでNetflixを見ているときに幸せを感じるんですよね。

会社の同期と飲み会でぶち上げることもほとんどないですし、なんなら毎日さっさと直帰したいな……と思っています。ひとりでぐるぐる考えることが好きだし、そこで思いついたアイデアをこうやってnoteに書き留めています。


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でもぼくみたいな内向的人間って、そこまで多くない気がしています。会社でまわりを見渡してみても、「みんなで飲みに行こうぜ!」「休日はイベントでしょ!」な外向的な人たちがたくさん。体感値として、内向的なのは3割ちょっとぐらいじゃないかな、と。

そしてぼくが常々感じているのは、「内向的な人は誤解されやすい」ってことです。ひとりを好んだり、飲み会に来なかったり、世間話に全然乗り気じゃなかったりするせいで、「あいつは俺たちのことが嫌いだ」「会話を盛り上げられないコミュ障だ」とか思われがちなんですよね。


でも正直に言うと、外向的な人が嫌いなわけでも、会話を盛り上げたくないわけでもないんです。もっと単純な話で、「ハッピーを感じるポイント」「興味を感じるベクトル」が違うだけの話。

内向的人間には内向的なりの気持ちいい瞬間があって、それがウェイな人たちとズレている、って感じなんですよね。

で、この違いをお互いが認識していないと、「あいつは俺たちのことが嫌いだ」みたいな誤解が生まれちゃいます。これって結構不幸だなあと。


なのでこの記事では、ぼくなりに「内向的人間のトリセツ」を書いてみようと思います。

内向的な人は「分かる分かる」と読んでもらえばいいし、外向的な人は「アイツはそんなことを考えていたのか…」という視点で読んでくれると嬉しいです。別に外向的↔内向的に優劣はなく、お互いの価値観を知ることでコミュニケーションがスムーズになるはずですし。ということで早速いってみましょう。


ストレスが溜まったときは、飲み会でぶち上げるより家で読書したい

仕事がめちゃくちゃ忙しかったり、卒論の準備でバタバタした日常を送っていたり。ストレスを感じたときに、内向的なぼくたちは一人になりたがります。

これはぼくの個人的な意見ですが、内向型人間はひとりになることで「自分を取り戻している感覚」なんじゃないかと。慌ただしい日々の中で、自分が自分でなくなっていく。そんな瞬間にひとりの時間を持つことで、ばらばらになった自分の破片を回収するイメージでしょうか。


逆に内向的人間は、飲み会でストレス発散するのがとても苦手です。もちろん大勢でぶち上げている瞬間はハイになるのですが、それもやっぱり「自分をばらばらにする」行為なんですよね。飲み会からの帰り道、「ああ家でゆっくりしたほうが良かったな」と思うことも多いです。

内向的なぼくたちにとって、ストレスは「発散するもの」ではなく「溶かすもの」なんですよね。ひとりきりでまとまった時間をとって、頭の中であれこれ考える。そうして自分を取り戻していくうちに、ストレスがちょっとずつ溶けていく。そんな感覚です。


世間話が苦手です。グループよりも、サシでじっくり話したい

内向的なぼくたちは、世間話がだらだら続く空間に耐えられません。大勢の飲み会とかはまさにそれですね。「なんで無意味な会話を続けなきゃいけないんだろう。それなら家に帰ってひとりになりたいよ」と思うからです。

逆に内向的人間は、サシでじっくり話すのが病的に好きです。別に熱い議論を繰り広げたいわけではなく、「自分もちゃんと考えたことを話すから、あなたもゆっくり考えてよ」なスタンス。普段からあれこれ思考することが好きなので、相手の価値観に触れられる深い会話が大好きなんですよね。


となると、どうしてもグループで行動するのは億劫になってしまいます。人数が増えれば増えるだけ、会話はどんどん浅く、表面的なものになっていくから。ぼくも大人数の飲み会は基本的に全部断って、興味のある相手とサシで飲むことばっかりです。

ちなみに内向的どうしが会話を始めると、「普段考えていることの大放出祭」になりますw 日々の生活で深い会話をすることなんてほぼないので、自分の中でだけ思考が深まっていくんですよね。それをサシ飲みでぜ〜〜〜んぶ発表するんですから、まあ盛り上がります。楽しい。


すぐ答えを出せないのは、脳内でぐるぐる考えてるから。ちょっと待ってて

内向的なぼくたちは、質問に対してズバン!と即答するのが苦手です。それは1つの考えが思い浮かんだあと、「本当にそうなのか?なんか違う気もするぞ?」とあれこれ考えちゃうから。他人からどう思われるかを気にしているというより、「自分の口からウソっぽい言葉を発するのが気持ち悪い」んですよね。どうせ発言するなら、ちゃんと考えてから言いたいよ、ってこと。

ぼくの中学からの友達ですっごい仲いいやつがいるんですが、彼も質問に答えるのがめちゃくちゃ遅いですw でもそれは自分の中で考えを煮詰めているからで、それだけ真剣に答えようとしてくれている証明。ぼくはいっつも、彼が口を開くまで「まだかな〜〜?」と思いながらビールを飲んでいます。笑


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と、こんな感じで内向的人間の特徴について書いてきました。共通して言えるのは、「じっくり考える時間がないと死んじゃう」ってことでしょうか。

ノリやバイブスで生きるのもすごく楽しそうなんですが、ぼくたちはそこに満足感を得られないようです。脳内でぐるぐる考えて、腹落ちして、それを誰かと共有したい。そんな感覚を持っているのが内向的人間なんでしょう。


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