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本当に音楽が好きになると、いつでもどこでも音楽が気になる

「好きな邦楽100」
という記事を公開中です。

この記事の中で、
いつもこの note で
仲良くしてくださっている

栗英田テツヲさんから
こんなコメントを
いただきました。

何かで見たり聞いたりした曲に、
すごく敏感なんですね!
言い方がアレかもですが、
貧欲に収集されるんですね!
見習わないとなぁ、と思いました🤤

栗英田テツヲさん

無意識な部分も多いんですが、
たしかに言われてみると、
思い入れのある曲のことを
書こうと思うと、

自分で言うのもなんですが、
いろんなところで

自分の好きな音を
発見しているんだなぁ
と思いました。

自分が「いい音楽」と感じるのは、
音源としてリリースされている
ものに限らないんですよね。

例えば、映画やドラマの音楽は
気にする人も多いかもしれませんが、

私の場合は、テレビの本編ではない
オープニングとか、
CM でかかっていた曲でも

「おっ!」となったりします。

これは今みたいに
ある程度いろんな音楽に
触れる前からそうだった
ような気もします。

テレビではなくても、
お店でかかっている曲とかも、
気になる時があるんです。

「好き」という意味で
気になる場合もあるし、

それとは逆に
「なんで?」みたいに
気になる時もあります。

曲とシチュエーションが
合っていない時は、
ものすごく印象に残りますね。

以前、とても雰囲気のいい
ハンバーグレストラン風の
お店に行ったんです。

チェーン店とかではなく、
個人でやっている
オシャレなお店でした。

そこは洋風の「バル」を
意識したような内装で、
店内の広さは割と
こぢんまりした感じでしたが、

すごくいいお店でした。
(今はない)

お水とかも、
普通のポットではなくて、

ワインが入っていそうな
オシャレなビンから注がれる
こだわりようでした。

ハンバーグもおいしいし、
お店の人も愛想が良くて、
すごくいいお店だったんですが、

お店でかかっている曲が
とても気になりました。

有線で普通の邦楽のヒット曲が
流れていたんですね。

そこは、もっとオシャレな音楽、
ジャズとかが合うだろう、
とツッコみたくて、
うずうずしたんですよね。

個人的な好みというよりは、
やはり、飲食店のような
音楽がメインの場でなくても、

その場に合った音楽
というのはあるなぁ
って思ってしまうんですね。

そういえば、坂本龍一も
ある時、気に入ったレストランで
かかっていた音楽が気に入らなくて、

「選曲してみました」
なんていうプレイリストを
披露していたことが
あったような気がします。

とことん好きになると、
音楽がメインではなくても、
音楽が気になるように
なるんですよね。

それは「いい場合」でも
「悪い場合」でもそうです。


以前、冒頭に紹介した
「好きな邦楽100」の前に
「好きな洋楽100」も
公開していました。

そのランキングの割と上位に、
インコグニートが入っていましたが、

このグループの音楽を
ちゃんと聴くようになったのは、
30代になってからでした。

でも、振り返ると、
それっぽいのは子どもの時から
聴いていたような気もするんです。

というのも、昔、
インコグニートが地元の
ラジオ局(FM)で

ヘビープレイされていた
らしいんです。

この事実は私がインコグニートを
聴くようになった
30代の頃に知りましたが、

私が子どもの頃に
FM のラジオを聴く
シチュエーションがあったんです。

以前、他の記事にも書きましたが、

私が子どもの頃に行っていた
歯医者さんがオシャレな感じで、
院内ではその FM ラジオが
かかっていたんです。

なので、私がインコグニートに
馴染んだのは、
あの歯医者さんのおかげ
かもしれません。

(タイムマシンで
 あの時代に戻って、
 歯医者さんにいる昔の自分に
 言ってやりたい。
 「今かかっているのが、
  インコグニートやで!」って)

しかし、このエピソードを思い出すと、

音楽の知識はなくても、
子どもの頃から、
音楽に貪欲だったんじゃないか、
という気がしますね。

インコグニートっぽい音楽には
他にもいろいろ思い出があって、

以前から記事にしたい
と思っていたのですが、
長くなりそうなので、
それはまたの機会にします。


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