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7日間 撮ってみた

写真を撮るのが苦手です。

苦手というか、
今までやらな過ぎて、
どうやって撮ったらいいか
わからない感じなんですね。

そもそも、これには師匠の
教えも大きく影響しています。

師匠には、
(直接、指導を受けたわけではない)
「旅行に行った時に写真を撮ってはいけない」
という教えを受けました。

写真を撮らないことによって、
旅先で見たものを記憶に留め、
それを自分の言葉で表現する
技術が高められるという教えです。

この教えを大事にしてきた私は、
これまで極力、
写真を撮らない生活をしてきました。

実際、写真を残さないからこそ、
自分の記憶に留めよう
という意識は高まったと思います。

しかしながら、
スマホで簡単に写真が撮れてしまう
今の時代に、

敢えて「撮らない」を続けるのも、
いいんですが、

「撮れない」は、
いかがなものかなぁ
と思っていたんです。

そんなことを思いながら、
過ごしていたら、
先日、こんな記事を読みました。

まと。(まとまる)さんが
書いた記事です。

まと。さんは、
写真を生業としており、
フリーになってから13年もの
キャリアがあります。

この記事では、
初心者でも写真撮影が上達するコツを
紹介してくれました。

まと。さん自身も
専門学校などで写真のことを
学んだのではなく、
実践を通して学んでいったそうです。

以下は、まと。さんの記事から
引用させていただきました。

例えば街歩きやどこかに出かけた際に
何気なく良いなと思ったものに
カメラを向けて何枚か撮ってみるといいでしょう。

撮った中から1シーン1枚だけセレクトする
これを続けてみるといいです。

可能であれば、その1枚を
より良い絵になるよう
明るさや色味、トリミングなどして
仕上げてみるのが望ましいです。

それを続けていくと
自分がカメラを向けた際に
構図の違和感に気づくようになります。

なるほど、やはり何事も
数をこなさなければ、
上達しないんですね。

この記事に背中を押された私は、
この1週間、写真を撮り続けてみました。

以下にその写真を掲載します。


【月曜日】

画像1

帰り道の街灯

画像2

夜の公園


【火曜日】

画像3

夜のサイクリングロード


【水曜日】

画像4

地下の飲食店街

画像5

夜の住宅街(UFO?)


【木曜日】

画像6

鳩(と私の影)

画像7

高架下

画像8

雪が降る住宅街


【金曜日】

画像9

夜の街

画像10

夜の公園(雪景色)
※わざわざ山になっているところに
 登ったのだが、
 画面が暗くて、高さが伝わらず(^^;

画像12

夜のトンネル


【土曜日】

画像13

昼の道路

画像14


【日曜日】

画像15

画像15

オシャレな外壁


仕事からの帰宅途中に
撮ったものばかりなので、
夜の写真が多くなってしまいました。

1週間やってみて感じたのは、
写真を撮るのも、
文章を書くのも、
似ているところがあるなぁ
ということです。

例えば、私に文章を書く
習慣がなかったら、
たぶん、いろんなものを見過ごして
生活していたような気がします。

でも、実際には、
常に何かを書きたいと思っているので、
何をやっていても
「これはネタになるのでは」
と思ってしまいます。

そうすることで、
少しだけ、いろんなことが
記憶しやすくなっている
気がするんです。

「写真を撮ろう」
と意識して生活していると、
常に「画になる場面」を
探してしまいます。

いつもの私なら、
仕事から帰る道は、
大体、決まった道を歩くのですが、

写真を撮るようになってから、
毎日、違う道を歩くようになりました。

金曜日の夜に、
自分の家とは真逆の方向にある
公園まで遠回りして、

雪に埋もれている公園に
足を踏み入れるまでに
なった時には、

「来るところまで来たなぁ」
と思ってしまいました(^^;

果たして、写真を撮る習慣が
これからも続くのかは
わかりませんが、

この一週間の経験は、
私にとって、
大きな出来事でした。

まと。さん、
大切なことを教えてくださって、
ありがとうございました。

これからも気が向いた時に、
撮り続けてみます。

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