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ウンナンと鶴瓶師匠の共通点

昨日に引き続き、
ウンナンの話です。

ウンナンのすごさには、
共演者を選ばない
という点もあります。

これはウンナンが若い頃から
親しくしている
笑福亭鶴瓶師匠にも
共通していますね。

鶴瓶師匠は、
とにかく人を拒みません。

異分野の人だろうが、
はたまた一般人であろうが、
彼の前では、
たちまち虜にされてしまいます。

2010年に発行された
雑誌『クイック・ジャパン』(Vol.88)
ウッチャンナンチャンの特集記事に
鶴瓶師匠はこんなコメントを
残しています。

僕は誰かとつるむことは
あんまりないんやけど、
唯一つるむとしたら
ウンナンの二人。
いつまでも僕と若手の
触媒になってくれたらなぁ
と思いますね。

交友関係の広さで
有名な鶴瓶師匠が、
本当に心を許した後輩が
ウンナンの二人であることが
伺えますね。

その昔、鶴瓶師匠が
先輩の上岡龍太郎と
共演していた
『パペポTV』(‘87〜’98)で、
鶴瓶師匠がこのようなことを
言っていました。

「自分がウケるかどうかよりも
 番組そのものが
 うまくいくのが大事」

この精神もウンナンに
共通するところです。

特に、90年代後半に
入ってからのウンナンの番組では、
ウンナンの二人そのものよりも
番組の共演者や企画を
前面に出したものが増えました。

しかも、ヒット番組が、
局を問わず多いのも、
大きな特徴です。

こんなところから、
「ウンナンがおもしろいわけではない」
「共演者や企画に恵まれただけだ」
という声が目立つようになります。

でも、本当は違います。

誰の番組だろうと、
その共演者たちや
企画がうまくいった
とは限らないのです。

ひとえにウンナンの二人に
包容力、柔軟性があったからこそ、
どの番組もうまくいったのです。

鶴瓶師匠も同じようなところがあります。

縁の下の力持ちというイメージです。

多くの人に、本当の実力が
見落とされていると思います。

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